社会科学のパラダイム論争 2つの文化の物語

少数の事例過程分析に傾きやすい定性的手法と多数事例間の計量分析に偏る定量的手法。この2つの手法は、なぜこんなに「違う」のか? 事例の扱い方、因果モデルの作り方、データの読み方……あらゆる面で方法論を分断してきた「大きな溝」の理由を解き明かす現代の古典を、ついに完訳! 推薦文献の紹介も充実。

【著者紹介】
ゲイリー・ガーツ : ミシガン大学大学院博士課程を修了、Ｐｈ．Ｄ．（政治学）を取得。アリゾナ大学政治学部教授などを経て、ノートルダム大学クロック研究所教授。専門は国際政治、定性的方法論

ジェイムズ・マホニー : カリフォルニア大学バークレー校大学院博士課程を修了、Ｐｈ．Ｄ．（政治学）を取得。ブラウン大学社会学部准教授などを経て、ノースウェスタン大学社会学部・政治学部教授。専門は比較歴史分析、定性的方法論

西川賢 : 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程を修了、博士（法学）を取得。日本国際問題研究所研究員などを経て、津田塾大学学芸学部准教授。専門はアメリカ政治

今井真士 : 慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）を経て、文教大学国際学部非常勤講師。専門は比較政治、政治体制論、中東研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）