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Ark アーク ベスト・オブ・ケン・リュウ

Ken Liu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152100337
ISBN 10 : 4152100338
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

つらい別れを経て心身ともに疲弊したわたしは、職員募集中だったボディ=ワークス社の門を叩く。防腐処理を施した死体にポーズを取らせ、肉体に永続性を与えるその仕事で才能を見いだされたわたしは創業者の息子ジョンと恋に落ちる。ジョンは老齢と死を克服したいと考えており…。―石川慶監督(『蜜蜂と遠雷』)、芳根京子主演で映画化された深い感動を呼ぶ表題作ほか、母と息子の絆を描く感動作「紙の動物園」、地球を脱出した世代宇宙船の日本人乗組の選択を描く「もののあはれ」など、知性と叙情の作家ケン・リュウによる傑作を選びぬいたベスト・オブ・ベスト。

【著者紹介】
ケン・リュウ : 1976年、中華人民共和国甘粛省生まれ。弁護士、プログラマーとしての顔も持つ。2002年、短篇「カルタゴの薔薇」でデビュー。2011年に発表した短篇「紙の動物園」で、ヒューゴー賞/ネビュラ賞/世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝く。その後も精力的に短篇を発表するかたわら、中国SFの翻訳も積極的におこなっている

古沢嘉通 : 1958年生。1982年大阪外国語大学デンマーク語科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    映画「Arcアーク」石川慶監督、芳根京子主演の原作を読んだ。著者のケン・リュウは映画のスクリプト・ドクターの役割も果たす。中国甘粛省生まれ、11歳から米国育ちの弁護士、プログラマーの資格を持つSF作家。2年連続ヒューゴー賞受賞の「紙の動物園」「もののあはれ」ともに本書におさめられているが、東洋と西洋の狭間で生まれる母と息子、日本と米国の摩擦と諦念を上手く示している。「草を結びて環を銜えん」も17世紀中国の残酷な世の遊女の幻想的な物語。叙情的な世界を描いています。今注目に値する中国系のSF作家のひとりです。

  • はるを@お試しアイコン実施中

    🌟🌟🌟☆☆。映画公開に合わせて購読。表題作は2回読んで映画に臨み映画共々大変面白かった。『紙の動物園』は主人公の気持ちも母親の気持ちも理解出来るだけに涙が出るほど切ない気持ちになった。『もののあはれ』と『結縄』はとても大切なお話のような気がするんだけど文章表現が大変高尚で「こんなカンジなんだろうな」的、概要を大掴みをした程度に終わった。

  • ひさか

    2021年5月早川書房刊。Arcアーク、紙の動物園、母の記憶に、もののあはれ、存在、結縄、ランニング・シューズ、草を結びて環を銜えん、良い狩りを、の9つの短編集。ベストな短編集だけあって3編は既読。リュウさんの情緒豊かな、紙の動物園、良い狩りを、母の記憶に、もののあはれ、の順で好きです。結縄のアイデアが、秀逸で楽しめました。映画Arcの方も楽しみです。古沢嘉通さんのあとがきにテッド・チャン原作の映画メッセージに匹敵するという話が書かれていましたが、短編世界がどこまでの世界観で表現されるのか気になります。

  • 星落秋風五丈原

    ほとんど別短編集にて読了済み。「Arc」「紙の動物園The Paper Menagerie」「母の記憶にMemories of My Mother」「もののあはれMono no Aware」「存在Presense」「結縄Tying Knot」 「ランニング・シューズRunning Shoes」「草を結びて環を銜えんKnotting Grass,Holding Ring」「良い狩りをGood Hunting」映画Arc公開にあわせて編まれた短編集。

  • at-sushi@進め進め魂ごと

    初ケン・リュウ。劉慈欣を、SF的ガジェットを芯に物語を構築する太巻きに例えるなら、こちらは親子や恋人達等の普遍的な人間ドラマに山葵のようにちょっぴりSFやファンタジー要素を効かせた握り寿司。「紙の動物園」は、のび太とお婆ちゃんのドラ泣きエピソードを彷彿とさせる公共の場で読んだらアカンやつ。日本人を主人公に据えた「もののあはれ」、介護のビターな未来を描く「存在」、アニメ的な「良い狩りを」等々、さすがベスト版だけあって佳作揃い。

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