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蒲公英王朝記 巻ノ一 -諸王の誉れ 新☆ハヤカワ・sf・シリーズ

Ken Liu

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784153350267
ISBN 10 : 4153350265
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

七つの国々からなるダラ諸島では、統一戦争に勝利したザナ国が他の六カ国を支配し、皇帝マビデレが圧政を敷いていた。喧嘩っ早いが陽気で誰からも愛される青年クニ・ガルは、日々気楽な暮らしを送りながらも、何か大きなことを成したいと夢見ていた。いっぽう皇帝に一族を殺され、過酷な運命をたどってきた青年マタ・ジンドゥは、皇帝を手にかけるその日のため研鑚を積んでいた。行く手に待ち受ける数多くの陰謀と困難を乗り越え、ふたりはともに帝国の打倒を目指す。権謀術数渦巻く国家と時代の流れに翻弄される人々を優しくも怜悧な視点で描き出す、ケン・リュウの幻想武侠巨篇、開幕。

【著者紹介】
ケン・リュウ : 1976年中華人民共和国甘粛省生まれ。弁護士、プログラマーとしての顔も持つ。2002年、短篇“Carthaginian Rose”でデビューし、「紙の動物園」(2011)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・世界幻想文学大賞という史上初の3冠に輝く

古沢嘉通 : 1958年生。1982年大阪外国語大学デンマーク語科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 神太郎

    架空世界による武侠作品。なにより、驚きはケン・リュウが長編を書いたという一点だ。短編の妙手として名高いケン・リュウ、長編やいかに。SFは世界観に慣れるまでが大変なので、慣れてしまえばあとはサクサク。前後編の前編なので、タメ回。ここから後半でどう動かしていくのか、解説を信じるならばここから転調していくそうだが…。

  • かもめ通信

    近隣の6つの王国を滅ぼして統一国家ザナ国の礎を築いた皇帝マビデレの力に陰りが見え始め、あちこちで反旗が翻されはじめる様子を描くことからはじまる物語は、さながら戦国絵巻のよう。とにかく場面がめまぐるしくかわり、それぞれの地にそれぞれの事情を抱えた人物が登場するので、話について行くのに一苦労。もちろんそこここに魅力的な人物が配置され、やがては運命の糸に導かれ、あの人この人の運命が交錯する日が来るわけだが、それまでがとにかく長い。ひたすら長い。最後の最後になってようやく面白くなってきた!と思ったら続く…?!

  • tom

    この本、存在そのものは知っていたのだけど、ケン・リュウが書いていたとは知らなかった。ケン・リュウは短編書きの名人。先端物理学に人情を加えた書き手と思い込んでいて、長編があるなんてこと、読友さんのコメントを読むまで知らなかった。よって、あわてて図書館に注文。この本、古代中国の物語を下敷きにしたようなもの。とりあえず、波乱万丈の展開だけど、あちらでこんなこと、こちらではこんなこと、これの羅列という状況。登場人物が出そろったところで、この後、どんな展開につながっていくのか、とても楽しみ。

  • しゃお

    間をあけて内容など忘れなうように、第二巻が出る前に読みましたが、群像劇という事で登場人物が多いので正解でした(笑)。主要登場人物になるのかと思うような者たちもあっさりと退場したりする中でも、それぞれに印象に残るような場面が描かれていて、また、叛乱軍だけでなく帝国軍にもそれぞれ野心や苦悩など抱いている様子が描かれている点が、より物語を魅力的なものにしていますね。この巻ではこれからの序章といった感じですが、これからどのような展開で魅了してくれるのか楽しみです。

  • だいすきな武俠もの。面白いー。長い前巻を一気に読む。項羽と劉邦がベースになってるらしいけど、よく知らないせいかここまでの流れは三国志みたいな感じで読んだ。長い全体説明とキャラクター紹介のような前編からどんな展開になってゆくのか楽しみ。武俠小説やヒロイックファンタジーがお好きなひとは是非。もったいないのは失礼ながら邦題のセンスのなさ。キャッチーであらねばならなかったのはわかるけどちょっと稚拙な気がした

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