ケリー・テイラー・ルイス

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シャクルトンに消された男たち 南極横断隊の悲劇

ケリー・テイラー・ルイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163693903
ISBN 10 : 4163693904
フォーマット
出版社
発行年月
2007年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,357,16p

内容詳細

「隊員を1人も死なせなかった」。シャクルトンの伝説は本当か。本隊の食糧基地設営のため、南極を逆から極点に向かい、任務完遂後、その帰路で力尽きた悲劇の部隊。英雄伝説の陰に消えた男たちの極限ドラマを描く。

【著者紹介】
ケリー・テイラー=ルイス : ドキュメンタリー作家、プロデューサー。1989年にハーヴァード大学を卒業後、PBS(全米公共放送網)でさまざまな映像制作に携わる。2002年から2004年まで、ケンブリッジ大学スコット極地研究所の客員研究員。2003年にはTVドキュメンタリー“Shackleton’s Voyage of Endurance”でエミー賞を獲得している。アメリカの国立科学財団が主催する芸術家と作家のための南極体験プログラムにも参加(2002年)、現地で2か月を過ごし、ロス海支隊に関するリサーチをおこなう

奥田祐士 : 1958年、広島県生まれ。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 榊原 香織 さん

    橇犬が、極地犬じゃなく雑種犬だったというのにビックリ。 失敗した南極探検隊を支援した裏方部隊。 ちょうど第1次世界大戦がはじまる、という時期の悪さ。 ドックフードが初めて使われたそうです。 人間は壊血病になるけど、犬はならない。体内でビタミンC合成できるから

  • 勝浩1958 さん

    シャクルトンの南極大陸横断計画のあまりのずさんさがこのような悲劇を生んだのだ。チーム内では人間関係が絶えずぎくしゃくしていたにもかかわらず、かれらは当初の計画を達成したのである。その原動力はどこから湧いてきたのだろうか。確かに契約書にはサインしたから、するべきことはしなければならないのであるが、そもそもこんな準備不足の状態で己の生死がかかっているのに、メンバーはよく納得したものだと想う。そこが不思議だ。

  • uskmal さん

    エンデュランス号漂流を読んでいたうえで.グダグダな?計画で実際にはじめてしまえるのはそういう時代だったのか.ロス海支隊の使命感がすごいがなかなか共感はできない.結果的に,本隊も支隊も凄いことをやったのだが,本当に結果オーライだった.エンデュランス号漂流では書かれていないことばかりで,ロス海支隊側を知ることができて良かった.

  • aya-panta さん

    『エンデュアランス号漂流』と対にして読むことをお勧めします。『エンデュアランス〜』が目的には失敗したものの、全員生還させて喝采を浴びたのにくらべ、こちらは、目的を果たしつつも、隊員を失いこれといった評価もされてこなかった、目的自体が、本体の食料補給という完全な裏方。どんな偉業にも、それを支えた裏方が存在することを忘れちゃいけないと思う。

  • rincororin09 さん

    図書館から。シャクルトンとエンデュアランス号に関する本は読んだが、ロス海支隊のことは強く意識したことはなかった。マネジメントが、リーダーシップが…みたいなコメントは簡単だが、時代背景などを考え合わせると、そんなにシンプルではないと思う。本書にもあるが、もっときちんと評価されるべき偉業だと思う。

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