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殺人者たちの「罪」と「罰」 イギリスにおける人殺しと裁判の歴史

ケイト・モーガン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794226679
ISBN 10 : 4794226675
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

過去に起きた驚愕の事件を俎上にのせ、正しい「裁き」をめぐる社会意識の変遷をたどるスリリングな考察!

目次 : イントロダクション 汝、殺すなかれ/ 第1章 決闘場/ 第2章 悪の狂気/ 第3章 自治領の外へ/ 第4章 まかせてください、医者ではないので/ 第5章 収穫逓減とキャピタル・ゲイン/ 第6章 HIRAETH/ 第7章 鏡に口紅/ 第8章 法人/ 第9章 謀殺:手引き

【著者紹介】
ケイト・モーガン : 2008年に事務弁護士の資格を取得。長年にわたり水道業界で上級社内弁護士を務め、現在はカンパニーセクレタリーとして企業の法務や管理業務に携わる。その傍ら、Commercial Litigation Journalをはじめとする法律専門誌に執筆し、季刊文芸誌Slightly Foxedに寄稿してきた

近藤隆文 : 翻訳者。一橋大学社会学部卒業

古森科子 : 翻訳者(英日・日英)。日本大学国際関係学部卒業。AFS第35期生として米国オレゴン州に留学。社内翻訳者を経て、2008年よりフリーランス翻訳者。翻訳者グループ「自由が丘翻訳舎」の一員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    単純に殺人という言葉ではくくれない。英国で近代的法制度が整備されてきた過去3百年を振り返り、殺意の有無に正当防衛か否か、暴力や挑発への反抗、狂気の判定など事件の理由で分類され、この罪にはこの罰という罪刑法定主義が定着されるに至ったのかを跡付けていく。伝統を重視する国柄とされるが、「正しい裁き」を求める社会の思いを議会や政治が受け止めて法改正を重ねてきたのだ。現在、最も議論されているのは企業が原因の事件を罪に問えるかであり、鉄道事故など同様の案件を抱える日本にも法の未来を考える上で重要な示唆を与えてくれる。

  • DEE

    殺人事件が起きて、それに対応する法が定められながら現在に至るという経緯が興味深い。正当防衛、心神喪失、対企業の裁判、極限状態での生命を守る必死の行動。殺人に至る理由はいくつもある。そしてそれを裁く法も時代によりかなり変わる。人が人を裁くのは本当に困難なことだと思う。

  • ポルポ・ウィズ・バナナ

    ◎企業の怠慢による事故が発生した時、省庁の対応に不満や不信を感じる日本人は沢山いると思うんだけど(思いたいんだけど)それは別に日本に限ったことではない。◎ティッピングポイント

  • takao

    ふむ

  • rubidus

    イギリスでの殺人に関連する法律の変遷が読める。殺人を意味する「murder」は、カラスの群れを意味する集合名詞としても使われるようだ。「a murder of crows」で「一群のカラス」という意味になる。元の文章の語順を尊重したのか読みづらい。

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