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ISBN 10 : 4409241532
Content Description
女性へのハラスメントや性暴力ののち、あろうことか被害者側が非難される。なぜそんなことがまかり通るのか。鍵となるのは、自分は女性から与えられる資格があるという男性の特権意識と、それを守ろうと発動するミソジニーだ。政治家からインセル、医者、夫など数々の実例をあげながら、家父長制が一見弱まりつつある時代における女性嫌悪の現れかたを鋭く抉り出す。―『ひれふせ、女たち』で話題をさらった著者による新たな力作。
目次 : 第1章 消されない―特権を付与された男性の資格/ 第2章 自発的ではない―称賛される資格/ 第3章 例外ではない―セックスをする資格/ 第4章 必要ない―同意する資格/ 第5章 能力がない―医療への資格/ 第6章 手に負えない―身体を管理する資格/ 第7章 サポートされない―家事労働をしてもらう資格/ 第8章 想定されない―知への資格/ 第9章 選ばれない―権力を得る資格/ 第10章 絶望しない―少女たちの資格
【著者紹介】
ケイト・マン : 1983年、オーストラリア・メルボルン生まれ。コーネル大学哲学部准教授。専門は倫理・社会・フェミニズム哲学
鈴木彩加 : 1985年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、筑波大学人文社会系准教授。著書に『女性たちの保守運動』(人文書院、2019年、第20回大佛次郎論壇賞受賞)ほか
青木梓紗 : 1982年生まれ。大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士前期課程修了。修士(人間科学)。民間企業国内勤務を経て、海外勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
読了日:2024/02/16
愛玉子
読了日:2023/11/30
katoyann
読了日:2024/05/20
Olive
読了日:2024/07/07
Go Extreme
読了日:2025/06/17
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