グレーアム・グリーン

人物・団体ページへ

グレアム・グリーン全集 2

グレーアム・グリーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152003027
ISBN 10 : 4152003022
フォーマット
出版社
発行年月
1980年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,230p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kthyk さん

    この小説は現代のSNS世界に似たパラレル・ワールドと言って良いかもしれない。60年代のポスト・モダン、オースターや春樹的小説世界を戦前の30年代、グレアム・グリーンが書いていた。様々は人々のストーリーの錯綜。そこには主人公も主たるテーマも描かれていない。舞台はパリからイスタンブールまでのオリエント急行という限定された列車の中。停車する都市と通過する田園風景を交えての人間ドラマ。それはファシズムが台頭する現代に似たワイマール世界と言って良いのだろうか。終着駅イスタンブールでの夢と涙は読み手のみの世界だ。

  • nukuteomika さん

    パリからイスタンブールへの特急を舞台にした群像劇。場面の素早い切り替わりとか、手際のよさは今でも通用すると思う

  • Stevie G さん

    オステンドはその昔私がドーバーから初めて渡った大陸の町。その港でコンスタンティノープル行きの列車に乗り換えるところから始まるこの小説。ブルージュ、ケルン、ビュルツブルク、ウィーンと進む列車内での人間模様。ポアロも、渥美清もいない長距離列車での主役はいったい誰なのでしょうか。ドクター・ツィンナー?マイアット?いやいや、やっぱりコラル・マスカーだと思います。弱い立場で、人生の裏側もわかっていながら、一方で信心深く、はかない夢を追う愛すべきこのコーラス・ガールは忘れられません。グリーン最高傑作の一つと思います。

  • hiruhan さん

    クライマックス前の、ある人物タイーホってもうちょっとサスペンスがあるエピソードにしてもよかったんじゃないか?

  • ゆりっぺ さん

    1999年6月22日

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品