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プーチン幻想 「ロシアの正体」と日本の危機 Php新書

グレンコ・アンドリー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569842820
ISBN 10 : 4569842828
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を打破する。

目次 : 第1章 日本人が知らないプーチンの本性(日本における「反中親日」という幻想/ プーチン体制はいかにして出来上がったのか/ プーチンの対欧米外交 ほか)/ 第2章 ロシアは「約束を破るために約束をする」(ロシア人の歴史認識/ 「アニメが好きなロシア人は親日」という勘違い/ 現代ロシア人の日本像 ほか)/ 第3章 ウクライナの教訓―平和ボケと友好国への盲信が悲劇を招く(ソ連末期のウクライナの状況/ 主権宣言に仕込まれた時限爆弾=「非核三原則」/ アメリカはソ連の崩壊を望まなかった ほか)

【著者紹介】
グレンコ・アンドリー : 1987年、ウクライナ・キエフ生まれ。2010年から11年まで早稲田大学で語学留学。同年、日本語能力検定試験1級合格。12年、キエフ国立大学日本語専攻卒業。13年、京都大学へ留学。19年3月、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。アパ日本再興財団主催第9回「真の近現代史観」懸賞論文学生部門優秀賞(2016年)。ウクライナ情勢、世界情勢について講演・執筆活動を行なっている。『プーチン幻想―「ロシアの正体」と日本の危機』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えちぜんや よーた

    個人的な政治信条として「反露」でもないし「親露」でもない。外交問題として気になる国と地域は、米・中・韓・北朝鮮・台湾ぐらい。そんな感じでこの本を読んだら目がさめるような思いがする。俗に言う「おそロシア」。日本の外交当局が北方領土問題について単なる実績作りのためにやっていると書かれているが、それは何も外交問題に限ったことではない。経済・社会保障問題もそうだろう。今の政権は自民党による憲法改正に向け「右から左まで」あらゆる層を取り込むため、外交においてロシアに対するイメージはまで使っていると思う。

  • ミライ

    日本人が一般的にロシアのプーチン大統領に抱いている「親日である」「反中である」「ナショナリストである」といった幻想を破壊する一冊(著者はウクライナ人の国際政治学者のグレンコ・アンドリーさん)。ロシアのプーチン体制が立ちあがった経緯〜プーチン外交・内政まで、日本ではあまり知られていない内容が解説される。ウクライナとロシアの関係についても書かれていたが、2014年のロシアのクリミア侵攻前のウクライナの状況が、今の日本に酷似しているのが怖い。昨今のロシア・ウクライナ情勢を深く知りたい人にもオススメ。

  • さきん

    いちウクライナ人の視点からプーチンに対する誤った見方を解く。自分の国は自分で守らなきゃいけないということを紛争に至って初めて国民が気付いたと悔やむ。日本に対しては、北方領土を返してもらうという姿勢ではなく、国力を充実させた上で取り返すという姿勢を持って当たらなくてはいけないとアドバイスする。

  • 再び読書

    プーチンをウラジーミルと呼び、北方領土の返還の幻想わ抱いた安倍氏の過ちもよくわかるウクライナ人の著作。嫌気が刺すぐらい能天気な政治家の幻想でもある。プーチンとロシアが、如何に自分勝手な国家と人物だと再認識する。そこに、KGBあがりを実践して見せるプーチン。しかしながら、マスコミも含めこんな人非人に与する人達もアメリカも含めて存在する。今のウクライナ侵攻を容易に想像させる。未だにロシアに与する鈴木宗男は何と釈明するのだろうか?

  • ようはん

    この本を読みソ連崩壊から今に至るロシアの30年の歴史やロシアとウクライナの関係、そしてプーチン政権の闇といった今まで知らなかった事を知るに至る。ウクライナ侵攻でロシア関連の本をいくらか読んでみたが、今までロシアという国の脅威や闇に無頓着であったのを実感させられる。

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