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Symphony No.3 : Krzysztof Urbanski / Warsaw Philharmonic, Michal Slawecki(CT)Edyta Krzemien(S)Anna Federowicz(S)

Gorecki, Henryk Mikolaj (1933-2010)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
ACD351
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


「耳ではなく、心で受け止めてください」
ウルバンスキ&ワルシャワ・フィル、『悲歌のシンフォニー』の哀切と美を極めた録音!


ポーランドのフラッグシップ・オーケストラ、ワルシャワ・フィルと、2024/25シーズンに音楽監督兼芸術監督に就任したウルバンスキの初録音が登場。20世紀ポーランドを代表する作曲家のひとりヘンリク・ミコワイ・グレツキ[1933-2010]の名を世界に広く知らしめた交響曲第3番です。
 このコンビは2025年6月にワルシャワ・フィルの2024/25シーズンの閉幕コンサートで同曲を演奏して十分に練り上げた後、同月16日から18日の3日間をかけてじっくりとセッション録音で収録しました。「この曲を指揮することは、私にとって極めて特種な経験である。この曲は私の心に 想像以上の感情を呼び起こすからである。」と語るウルバンスキは、ここで初めての試みを導入。通常、1人のソリストによって歌われる歌詞を3人の歌手に分担させたのです。これは15世紀の聖母マリアの嘆き(第1楽章)、1945年に収容所の壁に書きつけられた女性の遺言(第2楽章)、息子を亡くした悲しみのあまり正気を失って彷徨う女性を描いた19世紀の民謡(第3楽章)という3人3様の悲劇を印象付けるためでした。3人の歌手は統一されたスタイルで歌っているため、これ見よがしに違いを際立たせることはありませんが、その声の色やそれぞれの歌詞にふさわしい解釈によってこの曲がそれぞれ別の女性の物語であることをおのずと伝えてくれます。
 ウルバンスキの指揮、特にテンポ設定にも注目です。3つの楽章がすべて「Lento」と指示されたこの曲は詠嘆的な曲調もあって遅いテンポで演奏されるため、過去の録音では全曲の演奏時間は55分前後でした。当盤の演奏時間は48分弱。決して「速い」という印象は受けないものの、より自然な音楽の流れと、静謐な中にも抑えた感情の起伏が感じられる演奏となっています。ワルシャワ・フィルも重厚なサウンドで応じており、第2次世界大戦終結80年の年に世界へ向けて発信されるメッセージにふさわしい、静謐でありながら壮麗で感銘深い録音となっています。
 ブックレットにはウルバンスキのコメント、演奏者のプロフィール、歌詞及び訳詞がポーランド語、英語、ドイツ語、日本語で掲載されています。(輸入元情報)

【収録情報】
● グレツキ:交響曲第3番 Op.36『悲歌のシンフォニー』
〜ソプラノ独唱とオーケストラのために

 1. Lento (sostenuto tranquillo ma cantabile)
 2. Lento e largo (tranquillissimo - cantabilissimo - dolcissimo - legatissimo)
 3. Lento (cantabile - semplice)

 ミハウ・スワヴェツキ(カウンターテナー:1)
 エディタ・クシェミェン(ソプラノ:2)
 アンナ・フェデロヴィッチ(ソプラノ:3)
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
 クシシュトフ・ウルバンスキ
(指揮)

 録音時期:2025年6月16-18日
 録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 日本語解説・歌詞訳付き


Customer Reviews

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久しぶりにこの曲を聞き感銘を受けた。全曲...

投稿日:2025/12/07 (日)

久しぶりにこの曲を聞き感銘を受けた。全曲緩やかなテンポの曲であるが、楽章ごとに声楽が入れ替わりそれぞれに特徴をもたらしている。とりわけ終楽章の表現の深さには胸を締め付けられる。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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