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透明マントのつくり方 究極の 不可視 の物理学

グレゴリー・j・グバー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163918853
ISBN 10 : 416391885X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あなたももうすぐ透明になれるかも?不可視化デバイスのつくり方・古今透明SFリストも収録。

目次 : 第1章 私が予想を外したこと/ 第2章 「不可視」とはどういう意味か?/ 第3章 科学とフィクションの出合い/ 第4章 見えざる光線、見えざる怪物/ 第5章 波動光学の新時代/ 第6章 振動する光/ 第7章 磁石と電流と光/ 第8章 透明人間生まれる/ 第9章 原子の中には何があるのか/ 第10章 量子を疑う最後の大物/ 第11章 物体の内部を可視化する/ 第12章 わが師ウルフが狩っていたもの/ 第13章 自然界に存在しない物質/ 第14章 透明マント現る/ 第15章 奇妙な仕掛け/ 第16章 隠すだけじゃない/ 付録A あなたにも不可視化デバイスが作れる!/ 付録B 不可視性をテーマにした小説のリスト

【著者紹介】
グレゴリー・J.グバー : ノースカロライナ大学シャーロット校物理学・光科学教授。ホラー小説と物理学、自然についての2つのブログ「Skulls in the Stars」と「Science Chamber of Horrors」を運営している

水谷淳 : 翻訳家。ポピュラーサイエンスを中心に訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小太郎

    この本は題名に惹かれて読みました。装丁など見ると軽い読み物かなと思ったんですが、結構アカデミックな内容でした。人間を不可視にするという事案は昔からとても魅力的でギリシャ神話のハーデスの兜から透明人間、ハリーポッターの透明マント、光学迷彩など、物語や小説も数多くあります(作者のSF好きなのも好感度マシマシ)。ニュートンの光に対する考察から始め量子力学的な発展まで多岐にわたって見えること、見えないことの考察が綴られていました。★3.5

  • 本の蟲

    成程わからん。みんな大好き光学迷彩。しかし物の不可視化を実現するためには、物体とは?光とは?を解明する必要がある。赤外線、紫外線、X線の発見。光の波動説提唱。磁石・電気・光の関係から電磁波という考えへ。物体の原子構造と電子の関係。波動と粒子の二重性から量子力学へ。フィクションの透明化アイテムも各所で紹介されているが、概ね古典物理学から量子物理学までの科学史総解説。ご丁寧に今では否定されている学説や原子モデルまで説明されているが、少しは加減しろ。読み飛ばしもせずに必死に文章追ってみたものの、成保成程わからん

  • kamekichi29

    著者は物理・光学の大学教授ということもあり思ってたより、科学的な内容でした。前半は工学の科学史といった感じで、光や電磁波の原理的な話。光の屈折を変えられる物質を作ることによって、光の道筋を変えることによって、見えなくするという感じでしょうか。 最後に、光を曲げるという原理から地震波や電磁波から防護するという応用も考えられているという話が興味深かったです。

  • スプリント

    透明マントにつながる物理学や科学、化学の進歩の歴史を知ることができる。 不可視の実現はなかなか難しいようです。

  • ろべると

    透明マントを題材にすると、わりと広い読者の関心を惹くのだろう。本書はウェルズの「透明人間」なども紹介しつつ、光学や電磁気学の重要なトピックを解説するが、平易な語り口とこなれた翻訳が大いに成功している。それにしても昔はダヴィンチやシュヴァイツアーを引くまでもなく、SF作家や製本工やプロの音楽家が重要な科学の発見をしていたのだ。透明マントに関係するメタ構造体などは最後の方で説明されるが、洋上施設を襲う巨大波の緩和とか、地震波からの建造物防護への応用なども紹介される。この方が透明マントよりよほど役に立ちそうだ。

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