グレイス・ペイリー

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人生のちょっとした煩い 文春文庫

グレイス・ペイリー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705725
ISBN 10 : 4167705729
フォーマット
出版社
発行年月
2009年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,303p

商品説明

村上春樹と、アメリカ文学の生きた伝説、御年83歳のグレイス・ペイリーとのコラボレーション第2弾。世紀を超えて輝く傑作10篇収録

「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏が語る、アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家の第一作品集。
キッチン・テーブルでこつこつと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな10篇。
巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。

内容詳細

「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏が語る、アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家の第一作品集。キッチン・テーブルでこつこつと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな十篇。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。

【著者紹介】
グレイス ペイリー : 1922〜2007。1922年ニューヨーク生まれ。ロシアからのユダヤ系移民の家庭に育つ。詩人として創作活動を始め、59年に短篇集「人生のちょっとした煩い」を発表、74年「最後の瞬間のすごく大きな変化」、85年“Later the Same Day(その日、もっとあとで)”の3冊により作家としての名声を確立、アメリカ文学シーンのカリスマ的存在となった。2007年8月、84歳で永眠

村上春樹 : 昭和24(1949)年京都市生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    グレイス・ベイリーの最初の短篇集。訳者の村上春樹はあとがきでは全く言及していない作品なのだが、私が篇中でニューヨークに住むユダヤ人女性作家らしさが最も出ていると思うのは「いちばん大きな声」だ。この作品の視点人物は、小学校高学年のシャーリーだが、彼女は学校でのページェント(降誕劇)で、声の大きさを買われてプロンプター(?)に抜擢される。ところが、ユダヤ教徒である彼女にとって、そして彼女の家族にとっても、クリスマスは聖なる日ではなかったのだ。この文化ギャップが、彼女の作品の基調には常にあるのではないだろうか。

  • こばまり さん

    嗚呼、人生とは酸いものよ。いずれの登場人物も、等しく目の下にぼっこりクマがありそうだ。それにしても何と風変わりな作風なのだろう。ナンダコレナンダコレとおろおろしながら読了。

  • ばう さん

    ★ ★「ああ、ちょっと昔のアメリカの短編小説を読んだ」というのが1番の印象です。作者がロシアからのユダヤ系移民の家に生まれた方だからか、人種問題とそれに付随する宗教問題が時々チラリと顔を覗かせる気がします。どの短編も等身大の、アメリカのどこにでもありそうな話だけれど全体的に何だかクリアじゃない不思議な世界を見ている様な気分になりました。文体のせいかな?後半はさらっと読んでしまいましたが好きな人はハマるかも。私は…同じ作者の作品をもう一冊読むか?と聞かれたら、直ぐには読まないというレベルでしょうか?

  • Shoko さん

    かさかさに乾いた空気感。ペシミズム。身勝手な男。諦念と情熱を合わせもつ女。解説にあるように「そこに描かれたある種のリアルさに心を打たれ、またその戯画性に思わず微苦笑してしまう」12編。雰囲気を楽しんだ。

  • はまだ さん

    短編集。投げられた灰皿は、投げた誰かの個人的判断とは無縁に飛んで行くし、冬はさむい。読む人をえらぶだろうけれど、文章的なここちよさは、村上さんが翻訳していることもあるけれど、そうとうにいい。社会的で政治的で、うまく理解できないところもあるけれど、今はまだ古い。もう少し先になれば、これは新しい。たぶん、今はまだ古い。さいきん職場で浮いています。こんばんは。東京は、冷たい街です。元気でやっています。ワインとか飲みたいです。あっ浮いているわけでは!なくて!★4

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