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装丁道場 28人がデザインする『吾輩は猫である』

グラフィック社編集部

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766121377
ISBN 10 : 4766121376
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan

Content Description

「吾輩は猫である」を、28人のデザイナーが新たにブックデザインし直した作品を掲載。アイデアの源泉などのインタビューも収録し、ブックデザインをしたい人、デザインを生業とする人にとって、参考になる1冊。

Customer Reviews

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「デザインのひきだし」というデザイン情報...

投稿日:2018/05/12 (土)

「デザインのひきだし」というデザイン情報誌の連載がまとめられた作品。日本を代表するデザイナーがもし「吾輩は猫である」の装丁を手掛けたら、というコンセプトで、彼らの装丁デザインの写真と文で意図が紹介されている。シンプルなもの、ユーモアなもの、刺激的なもの。いずれもユニークでありながら、文豪夏目漱石へのリスペクトが感じられる。フォントの選択にまで気を配られたデザインは電子書籍よりもやっぱり紙の本がいいなと思わせてくれた。本のデザインにまつわる方々のプロフェッショナリズムが感じられる名著。

RYO さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    28人の装丁のプロフェッショナルが挑む『吾輩は猫である』。最初に全体の写真。次いでは「ブックデザインのディテール」、「アイディアの源泉」、さらには装丁作家の一言、解説と続く。斬新なデザインのもの(奇抜なもの)は見当たらない。やはり、モノが『吾輩は猫である』だからか。皆さん案外にも大人しい。購買者の目からはどうか。私が選ぶとすれば、あまりにも復古調が過ぎるようにも思うが、佐々木暁のものか。あるいは、サイズは気に入らないが、祖父江慎。これまた復古色が強い。モダン派から選ぶなら松田行正だろうか。面白い試みだ。

  • 夜長月🌙新潮部

    文字通り28人のデザイナーが「吾輩は猫である」を新しく装丁しています。知っている装丁家としてはクラフト・エヴィング商會と祖父江慎さんが参加していました。思わずジャケ買いしたくなる作品が並んでいます。寄藤さんの生々しい猫の爪痕のある表紙は実際に掘れていて下地の黄色が見えてます。そして帆足さんは本を猫に見立てたかわいい作品。スピンの先に猫のしっぽが付いてます。そして新村さんの立体の肉球が付いた表紙。アイディアの勝利です。(予算一冊1,400円の四六版上製本という条件で競ってます。)

  • junkty@灯れ松明の火

    『吾輩は猫である』を読んだ直後に衝撃的な出会いをしてしまいました!もっとみんなに読んでもらいたい本だと思っていたら、今時の人に読んでもらう為の装丁を本気でプロが考えたらどうなるか?って本と出会うなんて〜!古風な感じから、サイケな感じまで本当に魅力的な装丁ばかりでうっとりしてしまいました♪いつか、自分でも『吾輩は猫である』の表紙を取り外して、作り直してみたいッス!

  • emi

    本は勿論中身が一番ですが、同じ本でも印象が違うのは、装丁が違うから…ということがよくあります。有名なデザイナー28人がそれぞれ装丁をした「吾輩は猫である」。装丁とは最初に目に入るカバーだけではなく、カバーをとった表紙や紙やしおりや背表紙やフォントや1ページあたりの文字数など実に様々なパーツのデザインを含みます。誰のための装丁なのかはデザイナーによって異なり、それが本に反映されているので28冊あっても全く異なる仕上がりです。装丁への興味を持つと同時に、装丁をやってみたくなるような魅力溢れる本でした。

  • けいた@読書中はお静かに

    本をモノとして見るか、読書用の道具として捉えるか。『我輩は猫である』を定価1400円で4四六判の上製本を条件として28人のデザイナーさんが作り上げた本たち。デザイナーさんの思い入れやこだわりが感じられて、同じ小説でも全く雰囲気が違って面白い。これなら手に取る、買っちゃうというのもあれば、これは魅力がないなぁなど。何人の人と感想を言い合いながら見ると面白いかも。

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