グラウン兄弟:トリオ集
ドレスデンの図書館に保存されているグラウン兄弟の総譜の中から、今回は表現力豊かなトリオを選び出し、お馴染みのルドガー・レミーを筆頭にベテラン演奏家たちが素晴らしい演奏で聴かせます。
ベルリンの宮廷で活躍した兄弟は、後期バロック音楽から古典派音楽への過渡期を生きたことで、その作風も当時の新しい音楽思想を反映した、すっきりしたものとなっています。とりわけ、ゆったりとした詩的な旋律を持つ第2楽章が魅力的な曲集です。(cpo)
【収録情報】
ヨハン・ゴットリープ&カール・ハインリヒ・グラウン:
・ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ イ長調 GraunWV C:XV:90
・ヴィオラとクラヴィーアのためのトリオ 変ロ長調 GraunWV A:XV:16
・ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ イ長調 GraunWV A:XV:13
・ヴァイオリンとクラヴィーアのためのトリオ ロ短調 GraunWV C:XV:9
レサミ・ド・フィリッペ
アン・シューマン(ヴァイオリン)
エヴァ・サロネン(ヴィオラ)
ルドガー・レミー(ハンマーフリューゲル)
録音時期:2008年
録音方式:ステレオ(デジタル)