グスタボ・メルカード

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Filmmaker's Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術: 原則とその破り方

グスタボ・メルカード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862462138
ISBN 10 : 4862462138
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリのオドレイ・トトゥのキュートさを印象付けているのは何?
ダイ・ハードのハンス(アラン・リックマン)が、あれほど憎らしく見える理由は?

映画には、定番となった表現の原則があり、それを覆した印象的なショットがあります。

映像によるストーリーテリングをショットという観点から解説した「Filmmaker's Eye」は、75本を超える名画のショットを25のタイプ別に解説し、映像がどのようにしてストーリーを伝えるかを明らかにしています。この知識を応用することで、観客に届くストーリーテリングのための画面構成ができるようになります。

また、画面構成だけでなく、技術的な側面からの解説も加えられているため、ショット1つひとつに意味のある効果的な選択をし、その設計を映像として実現する基本知識が身につきます。

映画制作者であり、ニューヨーク市立大学で映画制作を教える教授でもある著者が、選りすぐりの名画からフルカラーの画像を使用して、以下の4つの観点から分析と解説を加えていきます:

−定番ルール: 各ショットタイプについて、そのショットの定義と、定番の用途を紹介
−実用例: 実際の作品を例にとり、ショットの各側面について、ショットを際立たせているもの、視覚上の原則、技術的な観点、映像制作テクニックをキャプションで解説
−技術的側面: 狙ったショットを可能にするために必要な、機材、技法、考慮すべき変動要素
−ルールを破る: ルールを覆し、独創的な表現とスタイルを実現したショットの例

■□推薦の言葉□■
この美しい書籍は、映画のエクスペリエンスを創り出す基本ショットの裏側を明らかにしている。映画作りに興味のある人も、すでに映画制作を経験しているプロにも、経験を問わず、ビジュアルの地平を大きく広げてくれる書籍だ。   ––– ブルース・ブロック
映画プロデューサー、「The Visual Story」著者、ビジュアルコンサルタント
参加作品:「ホリデイ」「恋愛適齢期」「スチュアート・リトル」ほか


本書は、「The Filmmaker's Eye: Learning (and Breaking) the Rules of Cinematic Composition」の日本語訳です。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アキ

    映画の好き嫌いはあっても、名シーンは観た人みんなが覚えてるもの。実に94本もの名作映画のシーンを取り上げて、撮影する側からカメラ、アングル、レンズ、ライティング、フレームなど映像を効果的に撮る方法を専門的に論じている。そこにはヒッチコックの法則「フレーム内のオブジェクトのサイズは、ストーリー上の重要度を直接反映すべき」とか、三分割法でフレームに人物を配置すること、ハイアングル・ローアングル、あえてルールを破ることで生まれる効果を具体的に示す。撮る側から映画のシーンを想像してみるのも観る楽しみになりますね。

  • yyrn

    以前『ハリウッド白熱教室』(15)を読んだ時は、誰もが知っている有名な映画を題材にしていたせいか、映画を楽しむのに理屈は要らないなどと不遜なことを思ったが、フレームやアングルなど映像の見せ方に絞ったこの本では、解説のために使われた映画が94本もあったが、知らない映画や忘れていた映画が多く、言わんとしようとすることを文章から理解しようとしたためか素直に、なるほどと思いながら読むことができた。特に、その映画を強く思い出させるシーンの解説は(『アメリ』(01)のはにかんだ微笑みとか)どれも腑に落ちた。

  • yyhhyy

    様々な名画のカット例から、ライティングやカメラを推察するもの。美しいカットの数々が紹介されていて楽しい。

  • ryo33

    ここ数年に読んだ本の中で一番良かったし、一番自分のためになった本だった。色々なショットの違いを要点を絞って説明するだけでなく、実際のシーンと関連づけた解説やルールを破った例などもあり、とにかく学べる 本のレイアウトが完璧なのもすごく読みやすかった

  • no_hi

    本書を読み出したとき、たまたま、初めて一眼レフで結婚式のムービーを撮ることになり集中して読んだ。技術的には一眼レフ撮影と共通部分が多い。本書前半「構図の原則と技術面の概要(三分割法、ヒッチコックの法則、焦点距離、画角、被写界深度など)」が目安になる。本書で全般的な知識を得ることができる。ただ実際に撮影してわかったのは、現場で一つ一つ思い出している暇はないということ(笑)テニスの試合中にグリップはこうで…などと考えていられないのと同じで、iso調整、構図も、練習とイメトレで身体に染み込ませる必要がある。

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