クーナウ:宗教作品全集 第2集
ドイツ、バロック期の作曲家ヨハン・クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつめます。教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。しかしその作品は、J.S.バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。
グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集に続く第2集で、収録されている作品も全て世界初録音であり、J.S.バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。(輸入元情報)
【収録情報】
クーナウ:
● わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より)
● キリストは死の縄目につながれたり(カンタータ:復活祭)
● 父なる神はわれらの側に住みたもう(カンタータ:三位一体の祝日)
● わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より…異稿)
● 枝を携えて祭の行列を(カンタータ:聖霊降臨)
オペッラ・ムジカ
カメラータ・リプシエンシス
グレゴール・マイヤー(指揮)
録音時期:2015年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)