Sym, 5, Etc: Jong Hoon Bae / Seocho Po

イアン・クルーズ：交響曲第5番『平和への道』

アメリカ出身の作曲家イアン・クルーズの作品集。2017年に完成した『交響曲第5番』は、朝鮮戦争開戦70年に向けて書かれた作品。1998年から構想されており、もともと第2楽章と第3楽章は吹奏楽のために書かれていました。オリジナルの副題は『American Interludes（アメリカの間奏曲）』であり、アメリカと大韓民国との特別な関係が描かれています。曲中にはアメリカの有名な3つのメロディ〜コープランドが『アパラチアの春』で用いた『シンプル・ギフト』『アメイジング・グレイス』、そして『市民のためのファンファーレ』が登場するとともに、韓国を代表する『アリラン』の旋律も用いられています。このアルバムでは改訂された2020年版による演奏が収録されています。
　他には、関連作品である『朝鮮戦争の英雄のためのファンファーレ』と2つの『シンフォニーズ・オブ・ストリングス』が収録されています。どちらも特徴的な作風を持っており、第1番はもともと自身のギター四重奏曲第3番を改訂したもの。『ラ・フォリア』の旋律がさまざまな形に展開する独創的な作品です。第2番には古いユダヤの旋律が用いられていますが、演奏にはヴァイオリンが用いられておりません。（輸入元情報）

【収録情報】
クルーズ：
1. 交響曲第5番『平和への旅』 Op.55（2020年版）（Of Youth, Innocence, and Reflection／Of the Apocalypse／On the Beach At Night）
2. 4. 朝鮮戦争の英雄のためのファンファーレ Op.71
3. 5. シンフォニーズ・オブ・ストリングス第2番『自由の歌』 Op.30b
4. 6. シンフォニーズ・オブ・ストリングス第1番『ラ・フォリア』 Op.33b

　マイケル・ディーン（バス・バリトン：1）
　イェンス・リンドマン（トランペット：1）
　UCLAグルック・ブラス・クインテット（1）
　瑞草フィルハーモニア
　ペ・ジョンフン（指揮）

　録音時期：2019年11月12日（1）　2021年2月20日（2）　2021年4月15日（3,4）
　録音場所：ソウル、Lotte Concert Hall（1）　Banpo Simsan Arts Hall（2-4）
　録音方式：ステレオ（デジタル）