クリス ヘッジズ / 伏見威蕃

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本当の戦争 すべての人が戦争について知っておくべき437の事柄

クリス ヘッジズ / 伏見威蕃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087734102
ISBN 10 : 4087734102
Format
Books
Release Date
June/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦争から目を背けてはならない、それを怖れなければならない。2002年度ピューリッツァ賞を受賞したニューヨーク・タイムズの記者が、15年間、戦場特派員として体験した、戦場のすさまじい姿を伝えるQ&A集。

【著者紹介】
クリス・ヘッジズ : アメリカ合衆国ヴァーモント州出身。コルゲート大学英文学科卒業、ハーヴァード大学大学院神学科修士課程修了。ダラス・モーニング・ニュース紙、クリスチャン・サイエンス・モニター紙などの記者を経て、1990年からニューヨーク・タイムズ紙記者として現在にいたる。15年間にわたり、中東のウェストバンクやガザ地区、イラク、サラエヴォ、コソヴォなど、紛争地の海外特派員をつとめる。国際テロリズム取材班のひとりとして2002年度ピューリッツァ賞受賞。ニューヨーク在住

伏見威蕃 : 1951年東京生まれ。早稲田大学商学部卒業。翻訳家。推理作家協会、冒険作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    読み友さんから。素晴らしいマニュアル本です。修士が神学だったというジャーナリストが「美辞麗句皆無、形容詞も抑え」記したこの本。戦争に行く前にすべての人が読むべきだと思う。事実を知るのは重要だ。アメリカの2000年現在の状況を知ることができる。若者があこがれるSEALやレンジャーの説明も巧みだ。日本でも状況を淡々と語る自衛隊マニュアルがあるのだろうか?…まえがきをしめくくる著者の言葉は私の戦争への気持ちと一緒で、鼻がつんとした。

  • 更紗蝦

    戦争特派員として世界中の紛争地で取材してきた著者が、Q&A方式で戦争や軍隊の実状を提示している本です。原書の発行は2003年、日本語版は2004年なので、イラク戦争のタイミングで出版されています。戦場でのトイレ事情のような面白話レベルのものから拷問やレイプのような深刻な話まで、内容は様々ですが、一番驚いたのは兵士が海外派遣前に施される予防接種は「大規模な実験台」だという記述です。軍隊での使用に限っていれば、治験されていない薬品であっても投与が許されているそうです。

  • kubottar

    テレビゲームの戦争はかっこよく見えたりするが、現実のソレはあまりにも醜い。なのに、人間は戦争をしなかったことはほとんどない。もし、自分が生きているうちに戦争が始まったらどうするか、まったく想像ができない。この本は戦争の汚い部分を考えさせてくれる、とっかかりには最適な本だ。

  • 編集長

    戦争とアメリカ軍に関する事実を簡潔なQ&A方式で記述した本。437項目すべてが興味深い。戦闘中の給料(月150ドル割増)、捕虜になった場合の給料(払われる)、部下による上官殺害(ベトナムで死んだ士官の20〜25%が下士官に殺された)、外国籍の米兵(140万人中3.7万人)、味方の誤射(20世紀の米軍死者の15%、湾岸戦争で失われた全戦闘車両の77%)とか。「自分が違法だと判断するような命令を上官から受けたら?」に対する回答は「実行を拒否しなければならない」。著者は戦場経験豊富なニューヨーク・タイムズ記者。

  • ののまる

    文字より映像の方が恐怖感あるかなと思う。

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