クリス・バーディック

Individuals/organizations Page

Books

「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか

クリス・バーディック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784484141077
ISBN 10 : 4484141078
Format
Books
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
夏目大 ,  

Content Description

私たちの見ている世界像は、「期待」や「予測」から成り立っている。
人間の脳には、常に未来を見る癖があり、いつでもどこでも「この先はどうなるのか」という予測ばかりをする。
特殊な状況に置かれない限り、自分の脳の未来予測に自分が支配されているなどとは思わないのである。
「期待」の歴史と最新の科学研究から、驚くべき「期待」の力に迫る。

・イングランド代表チームはなぜPKをはずすのか?
・偽薬はなぜフランス人に効いて、ブラジル人には効かないのか?
・偽ブランドのサングラスをかけると、なぜ犯罪率が上がるのか?
・高級ワインはなぜ美味しいのか?
・なぜ冤罪は起こるのか?
・なぜバブル経済が起こり、バブル経済は崩壊するのか?

【著者紹介】
夏目大 : 1966年大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。大手メーカーにSEとして勤務後、翻訳家に。現在、翻訳学校フェロー・アカデミーの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 1.3manen

    2012年初出。サッカーのPK。集中力や期待。期待とシュート成功の間には複雑な関係があるという(55頁)。外すかも、というプレッシャーと、 取るかも、という勝利への期待。PK戦に弱いチームがPKのない試合戦績がいい傾向(58頁)。今のテニスfeverもまた、プレッシャーが強くなればなるほど、結果は期待できるはずの結果より悪くなる(62頁)。周りの責任(サポーター)も重大であろう。選手もPKから逃れたいが、もっと逃れたいのは監督(75頁)というのでは、選手が失敗するのも頷ける。 

  • akira

    図書館本。 興味深い。行動の結果は自身の持つ期待によって左右されるという内容。ワインの味、高い買い物、テストの結果など、様々な例は身にも覚えがある。 経験的にわかる一節。ギャンブルをやっていた頃は、なぜか貯金ができない。コツコツした努力が悲しくなってしまうのだ。もちろんしっかり考えればおかしいとわかるのだが。こういったところが怖さなんだなと気づく。 「依存症者の脳は、長期的な目標を達成することで得られる報酬に価値を見出せない」

  • Artemis

    社会通念はマインドレスネスかマインドフルネスか。 グレーである部分をいかに許容できるかによって物事の捉え方は大きく変わる。思い込みは制限をかけるものであり、それに振り回されないことが自分らしく自由に生きれるかということ。

  • 西嶋

    「期待」の力は、私達が期待する以上のもの。まさに私たち人間は、現実よりも「期待」の中に生きていると言える。そんな重要な「期待」の性質や影響力、対処法のヒント等について、スポーツ・医学・教育・食事などの日常生活にまつわるエピソードから学べる一冊。

  • yc

    人間はプラシーボ薬を渡されると本当にモルヒネ並みの鎮痛効果を脳が作り出す。薬以外でも、想像で大量の食べ物を食べるだけで食欲が減退するなど、脳の想像力は恐るべきものである。幻肢痛の項では、脳は簡単に自意識を変えることが明らかになる。仮想世界で太っていたら、痩せるために仮想世界のジムに通う。人間は自分の期待に応えるように行動する

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items