クリストファー・ボグラー & デイビッド・マッケナ

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面白い物語の法則 下 強い物語とキャラを作れるハリウッド式創作術 角川新書

クリストファー・ボグラー & デイビッド・マッケナ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824253
ISBN 10 : 4040824253
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan

Content Description

本書は「ハリウッドの虎の巻」とも呼ばれ、日本の一部の創作講座などでも教科書として採用されてきた(下巻では原書の第13章〜最終章を掲載)。ボードビル(寄席演芸)や芝居から得た遺産、ハリウッドに伝わる伝統的な知恵、ウォルト・ディズニーのノウハウ、心理学に音楽やダンス、絵画、東洋式術、建築、軍事等々、様々な分野の原理を援用した総合的かつ多彩なテクニックを紹介するロングセラー。

目次 : ウラジーミル・プロップのおとぎ話アプローチ/ プロップのキャラクター/ 環境的事実―概論/ 環境的事実(1)―日付/ 環境的事実(2)―場所/ 環境的事実(3)―社会的環境/ 環境的事実(4)―宗教的環境/ 環境的事実(5)―政治的環境/ 環境的事実(6)―経済的環境/ 環境的事実―結論/ ボードビルから学んだこと/ ショーマンシップ/ プロの映画脚本家になりたい人のための五か年計画/ 映画会社は脚本に何を求めているか/ ではさらば―私の捨て台詞

【著者紹介】
クリストファー・ボグラー : 1949年、米国ミズーリ州生まれ。ハリウッドでストーリー開発の第一人者として注目されるストーリー開発コンサルタントにして、脚本家、作家、教育者。ジョージ・ルーカスの母校である南カリフォルニア大学School of Cinema‐Televisionで映画製作を学ぶ。ストーリー開発に携わった映画は、ディズニーの『美女と野獣』『ライオン・キング』の他、『アイ・アム・レジェンド』『ハンコック』『レスラー』など多数

デイビッド・マッケナ : 1968年、米国カリフォルニア州生まれ。人気の脚本家兼プロデューサーで、映画『アメリカン・ヒストリーX』『ブロウ』『S.W.A.T.』などの脚本を執筆。コロンビア大学とバーナード大学の映画教授でもある。1万作以上の脚本のストーリー分析をおこない、フォーカス・フィーチャーズ、HBO、20世紀スタジオなども顧客に持つ。演出家として100以上の舞台を上演し、大半の脚本の共同執筆もおこなっている

府川由美恵 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Isamash

    クリストファー・ボグラー&デイビッド・マッケナ2013年出版物を2022年再編集。日付(例サタデー・ナイト・フィーバー、バットマン)、場所(カサブランカ)、社会的環境(プラダを着た悪魔)、宗教的環境(ワイルドパンチ)、政治的環境(ジェラシックパーク)、経済的環境(素晴らしき哉人生)により、物語を紡ぎ出す方法論にはかなり納得。成る程同じ様な物語でも時代や場所を変えるだけで新しい物語が生まれてくる。見たこと無い映画だが「キュティ・ブランド」で具体的な設定を複数の観点から説明。最後の物語評価用リストは有用かも。

  • たか厨

    2022年2月刊。本書は13章からなり、「おとぎ話の各要素の分析」「物語の環境的事実(主人公が置かれた年代や日付、場所、社会的・宗教的・政治的・経済的環境は、物語に何をもたらすのか?)」「ボードビルのショーの分析」「プロの脚本家になるための5カ年計画」「映画会社は脚本に何を求めているか?」などの章立てからなる。私が特に感銘を受けたのは、「ボードビルのショーの分析」だ。「ショーの各演目をどう置くかによって、観客の情動が著しく左右される。演目の順番を決めるのは非常に大切な仕事」というのが筆者の主張で(続)

  • 羊山羊

    上巻が未消化だったのか、いまいち腑に落ちず。

  • in medio tutissimus ibis.

    キャンベルが物語を英雄の旅とした一方で、プロップは誰のものであれ行為の連なりと見なした。そこにキャラクターの変化の可能性がある。物語はキャラクター同士の契約の連なりだが、その意味はそれがなされた時代、地域、社会、政治、経済の要素によって変わってくる。同じ行為が別の所では良くも悪くもなる。それは構成にも言え、常に高まりながらも緩急をつけ最後からひとつ前のクライマックスに向かって行き、そして大団円を迎えた後すっぱりと終わるべきだ。それが観客の期待に応えることになる。入力時は常にその要約などを出力すべきである。

  • ヒース

    物語を構築したりする上での環境的事実を、日付、場所、社会的環境、宗教的環境、政治的環境、経済的環境の6パターンで分析する。なぜその時代、その日、その時を選んだのか。なぜその場所であるのか。行動の拠り所となる背景にはどんな思想、正義、境遇が存在しているのか。そして、登場人物の立場や行動は対立構造になっているか。様々なポイントを熟慮して組み上げることで地に足のついた物語となる。同じ理論で物語を読み解くこともできる。作者の意図はどういう背景から来ているのか分解することも力をつける訓練となる。

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