クリストファー・クリアフィールド

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巨大システムの失敗学

クリストファー・クリアフィールド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492534069
ISBN 10 : 4492534067
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一般、ビジネスマン、経営者
原発事故からVWの排ガス事件まで、巨大システムの失敗には驚くほど似た原因が潜んでいる。楽しみながらストーリーを読み解き、有効な対策がわかる。

【著者紹介】
クリス・クリアフィールド : システム・ロジック社社長。ハーバード大学では物理学と生物学を学んだ。前職はデリバティブのトレーダーで、ニューヨーク、香港、東京で勤務。商業飛行のパイロット資格も所有

アンドラーシュ・ティルシック : トロント大学ロートマン・スクール・オブ・マネジメント准教授。専門は経営戦略論

櫻井祐子 : 翻訳家。京都大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たばかるB

    2018年出版。訳も同じ。システムの複雑性と結合の密度の増長が失敗(メルトダウン)を引き起こすと主張する。インターネットが可能にした市場の大幅な拡大や実際に見えない範囲での遠隔操作などが、様々なシステムをその方向に導いてると危惧している。後半では具体的な解決策を述べているのは、なかなか魅力的で、失敗を想像した上での予測、複雑性の解消のための分担、失敗やミスの業界全体における共有などを挙げていた。◇様々な部門の失敗例が記述され、中には福島原発事故もあったのは驚きだった。効率と信頼/安全性の釣り合いは課題か。

  • Kentaro

    システムが密結合している時、構成要素間にスラックやバッファー(緩衝)がほとんどないため、一つの要素の不具合がほかに影響を及ぼしやすい。逆に疎結合では、要素間のスラックが大きいため、一つの要素が故障しても他の要素は生き残れることが多い。航空機製造工場は、疎結合の例だ。尾部と機体は別々に製造され、片方に問題が生じても、二つの部分を接合する前に修正できる。またどちらを先に製造してもかまわない。何か問題が起こったら即座に作業を中断して、まだ製造が完了していない尾部等の半製品を保管し、あとから作業を再開すればいい。

  • medihen

    『最悪の事故が起こるまで人は何をしていたの』と似たテーマだが、書かれた時期が最近なので、取り上げられている事例も現在の一般的な状況をよりよく反映しているように感じられた。問題が起こる要因(複雑度×結合度)や複数の観点からの対策の方向性を示している点も参考になる。

  • テトロ

    日頃から疑問に思っていたいろいろな現象に対し、様々な事例を通じて分析が加えられておりなるほどと、納得のいく一冊だった。折を見て読み返したい本の一冊に加えたいと思う。

  • Hiroo Shimoda

    壊滅的失敗の原因は複雑系と密結合。原発も金融システムも同様。安全性を高めるための警告システムが複雑性を高め、結果安全性が下がるという話は目から鱗。機能しないダブルチェック、トリプルチェックに疑問を覚えている人は読んで損はないだろう。

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