クリストファー・アラン・ベイリ

Individuals/organizations Page

Books

近代世界の誕生 グローバルな連関と比較1780-1914 下

クリストファー・アラン・ベイリ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815809300
ISBN 10 : 4815809305
Format
Books
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一国史や地域史を超えて、グローバルな相互連関から「近代世界」の成り立ちを解明。イスラーム世界、インド、中国、日本をも視野に入れて、思想や科学技術の発展から、社会や宗教の再編、さらには近代芸術の誕生まで、新しい全体史に挑むグローバル・ヒストリーの名著。

目次 : 第3部 帝国主義時代の国家と社会(近代国家の神話とテクノロジー/ 自由主義、合理主義、社会主義、科学の理論と実践/ 宗教の帝国/ 芸術と想像力の世界)/ 第4部 変化、衰退、危機(社会的ヒエラルキーの再編/ 先住民の絶滅と生態系の破壊)/ 大加速―一八九〇‐一九一四年頃

【著者紹介】
C.A.ベイリ : Christopher Alan Bayly。1945年、イングランド生まれ。オックスフォード大学卒業後、1970年に同大にて博士号取得。ケンブリッジ大学教授、シカゴ大学教授を歴任し、2015年に亡くなる。インド史、イギリス帝国史、グローバル・ヒストリーを専門とし、1990年にブリティッシュ・アカデミーのフェローに選出され、2004年にウルフソン賞を受賞。2007年にはナイト爵を受勲し、没後の2016年にトインビー賞を受賞

平田雅博 : 1951年生まれ。青山学院大学文学部史学科教授

吉田正廣 : 1956年生まれ。愛媛大学法文学部人文社会学科教授

細川道久 : 1959年生まれ。鹿児島大学法文学部人文学科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • MUNEKAZ

    著者は近代世界の原動力を西洋世界のみに求めるのではなく、政治・経済・思想におけるグローバルな相互連関によって生み出された変化の連鎖に見る。個人的には「宗教」についての考察が興味深い。科学思想や世俗主義の発展から衰退したように見える近代の世界宗教だが、国家からの庇護を失ったことで、逆に内部での秩序が厳格化され、通信の発達とも相まってより集権的で強力な存在に生まれ変わったとするのは面白い。この辺は所謂「作られた伝統」の問題を想起させるところ。あと「全ての歴史家は、(中略)今や世界史家」の言葉は刺激的である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items