チャップマンとグッドハートによる神経リンパ反射療法 マニュアル・セラピー、オステオパシー、オーソ・バイオノミーにおける活用

本書は、神経リンパ反射療法を用いた診断と治療の広範囲にわたる全体像を提供しています。神経生理学的基礎の章には、最新の筋膜研究の成果を取り入れました。新たな内容として、グッドハートによる反射点に関連した筋筋膜連鎖を紹介しています。内臓と筋の背景と関係性は分かりやすく説明されています。そのため、容易に治療すべき反射点を見つけることができます。神経リンパ反射点は、臓器の不調および機能障害における治療の成功確率を高めます。一覧表は意思決定を容易にします。具体的な処置については多彩な症例を紹介しています。さらに神経リンパ反射点と反射ゾーンのための治療テクニックを紹介する分かりやすい図表集が掲載されています。

目次 : 第１部　基礎/ 第２部　神経リンパ反射点を用いた治療/ 第３部　グッドハート反射点による筋治療/ 第４部　図表集/ 第５部　他の療法とのコンビネーション/ 第６部　付録

【著者紹介】
クラウス・G.ウェーバー : 総合診療、自然療法、ホメオパシーの専門医で、オーソ・バイオノミーとニューラル・セラピーに重点をおいて活動している。様々な州で２０年にわたり、自然療法、ホメオパシー、ニューラル・セラピーに関する医師のための専門教育セミナーを行っている。１９９４年にドイツオーソ・バイオノミー協会をミヒャエラ・ヴィーゼとともに設立してからは、オーソ・バイオノミーに特に注力している。セミナー活動と臨床現場における勤務に加え、専門書や記事の著者であり、医師会の監査人としても活躍している

ラインハルト・バイヤーライン : 鍼治療（伝統的中国式療法、Ｒａｄｌｏｆｆによるエネルギーを平衡させる治療と指圧）、ホメオパシー、徒手による治療を専門とする療法士。自然療法のテーマに関する多くの専門書の著者。スイスの専門誌ＥＣＭの編集者でありエネルギー鍼治療の講師をしている

高垣俊介 : ジャパンカレッジオブオステオパシー（ＪＣＯ）卒業後、２００８年ＭＲＯ（Ｊ）取得。ＪＣＯリンパテクニック講師を経て国際筋膜研究会事務局長

服部由希子 : 大阪外国語大学外国語学部卒業。オーストリアにある日本政府機関、ドイツの非営利団体、日系電機メーカー勤務を経て、翻訳者に。現在は独日翻訳を手掛ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）