まだまだという言葉

クォン・ヨソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309208428
ISBN 10 : 4309208428
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
235p;19

内容詳細

母と姉に金を持ち逃げされた娘の苦境(「爪」)、かつて受けた暴力の消えない傷跡(「稀薄な心」)、正規と非正規の狭間で翻弄される期間制教師(「向こう」)、神様を信じる母と息子の残酷な友人たち(「友達」)…社会の歪みの底をさまよう、家族をめぐる珠玉の八篇。

【著者紹介】
クォン・ヨソン : 1965年生まれ。ソウル大学国語国文学科修士課程修了。1996年、長編小説『青い隙間』で第2回想像文学賞を受賞しデビュー。小説集、長編小説、エッセイ集などがある。呉永壽文学賞、李箱文学賞、韓国日報文学賞、東里文学賞、東仁文学賞、李孝石文学賞を受賞し、人生の不可解さと不条理を痛烈に描き出す作品が高い評価を受けている

斎藤真理子 : 1960年生まれ。翻訳家。訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン、第1回日本翻訳大賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケンイチミズバ さん

    携帯の天気予報がいつも曇りなのはソヒだけなのではと思えるくらいだが、ソヒはダメージが緩和されて脳に伝わる、その鈍さが幸いして。電車やバスで座席に座れるだけで喜びを感じるなんて。彼女が一瞬、私と重なった。陸上をやりたい。金がか掛るからダメだ。無下に一蹴されここで未来を失う。母親との間に血の通った会話のない「協議」などなかった。協議・覇気、ソヒが初めて耳にするこの世に存在しない言葉。お母さんと協議しなくちゃ。それが普通のことのように職場で話すミョンジンに衝撃を受け、指先を金属が貫通する事故を起こしてしまう。

  • kibita さん

    この作家さんは「春の宵」に続いて二作目。読んでて辛くなるので少しずつ読み進めるのだが、噛めば噛む程味が出る、と言ったら良いか、心にさざなみやら引っ掻き傷を残されるような「家族の物語」。巻末の訳者あとがきを読むとより一層理解が深まり、再読したくなる。「『まだまだ』には『すぐには着けないという絶望』と『そこへ向かってはいるという希望』の両方がこめられている」そうだ。『爪』、そして「変身」のザムザと『土星の輪』の主人公を通して病に向き合う『灰』、『アジの味』が特に良かった。家族は他人よりずっと複雑で難しい。

  • K1 さん

    2017年から18年に発表された8作品をおさめた短編集ー韓国特有の不動産賃貸システムに翻弄される若い世代や弔いに対する時代の流れに戸惑う家族などが描かれている。最後におさめられた「アジの味」がよかった。言葉って他人にだけ向けたものじゃなくて、自分に向かっていくものでもあったんだよなーと気づいてからの「自分だけの言葉」さがしになんだか希望が持てました。

  • まこ さん

    家族同士でも年齢や立場の違いからすれ違う。本作は韓国の社会問題とすれ違いをうまく混ぜて話が作られている。主人公が一人で抱え込むより、ソンチュの秋やアジの味の様な相手にぶつける話の方が小気味良い。韓国ではアジって一般的じゃないんだね。

  • 星落秋風五丈原 さん

    やっぱり登場人物に酒飲みがいますねえ。

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クォン・ヨソン

1965年生まれ。ソウル大学国語国文学科修士課程修了。1996年、長編小説『青い隙間』で第2回想像文学賞を受賞しデビュー。小説集、長編小説、エッセイ集などがある。呉永壽文学賞、李箱文学賞、韓国日報文学賞、東里文学賞、東仁文学賞、李孝石文学賞を受賞し、人生の不可解さと不条理を痛烈に描き出す作品が高い評

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