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ダウン症をめぐる政治 誰もが排除されない社会へ向けて

キーロン・スミス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750347134
ISBN 10 : 4750347132
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

産むこと・教育を受けること・社会で生きることを決めるのは誰なのか?「生産性」と優生思想から解放されるために必要なこと。

目次 : 序章 私の子は他の子より染色体の数が多い/ 第1章 問題は保健政策に/ 第2章 誰のための教育政策?/ 第3章 フランキー・ボイルのショーで経験したこと/ 第4章 国家と個人の関係/ 第5章 さて、どうすべきだろうか

【著者紹介】
キーロン・スミス : ウィンチェスター大学卒業後、ベスト・リトル書店株式会社(Best Little shop Limited)、インターネット書籍を中心に販売しているブック・ディポジトリー(Book Depository)を経た後、ダウン症のある子どもたちのための教育の国際機関「ダウン症教育インターナショナル」(Down Syndrome Education International)で働く。現在はブラックウェル書籍(Blackwell’s Bookshop)のデジタル版部門の責任者をしながら、ウィンチェスター大学の博士課程で調査研究に勤しんでいる

臼井陽一郎 : 新潟国際情報大学国際学部教授。専攻は、EU政治。日本EU学会理事、グローバル・ガバナンス学会理事

結城俊哉 : 立教大学コミュニティ福祉学部教授。専攻は、障害福祉学。博士(社会福祉学)。日本福祉文化学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆう。

    出生前診断ができるようになり、母体に赤ちゃんがいるときからダウン症の子どもがわかるようになりました。このことと優生思想や社会的な生産性論と結びつくことで、中絶が自己決定という言葉を帯びた社会的な圧力下でなされていることを問題としてあげられています。産むことに対して、また障害児を教育することに対して、それはすぐれて社会的な営みでもあるが故に政治と結びつきます。多様性を認め、誰もがインクルーシブされる社会をめざすことも政治です。この本からは障害児問題の政治性を学ぶことができました。良書です。

  • takao

    ふむ

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