キリル・ボンフィリオリ

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チャーリー・モルデカイ 3 ジャージー島の悪魔 角川文庫

キリル・ボンフィリオリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041017876
ISBN 10 : 4041017874
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

しばらくの間ロンドンから離れ、美しき妻ジョハナと用心棒ジョックとともにジャージー島で暮らすことになった画商チャーリー・モルデカイ。平和な島で起きた恐ろしい連続レイプ魔事件を解決すべく、奮闘するが。

【著者紹介】
キリル・ボンフィリオリ : 1928年、イギリス・イーストボーン生まれ。画商、編集者、小説家。オックスフォードの名門ベリオール・カレッジで学位を取得。64〜66年にサイエンス・ファンタジー誌(のちにSFインパルス誌に改名)の編集長を務めた。70年代に「モルデカイ」シリーズ三冊を刊行、85年、肝硬変で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • MATHILDA&LEON

    ウイットに富んだジョークを放つ主人公モルデカイの面白さが第3弾の本作でも強烈。今回は友人になった男の妻が発端となった連続レイプ事件がテーマになっているが、魔術や黒ミサなどの浮世離れした話に繋がっていて、実に興味深い作品となっている。モルデカイがこの事件をどう乗り越えていくか、だけでなく、ジャージー島の歴史、美味しそうな食事など様々な角度から楽しむことができる一冊。

  • 瀧ながれ

    ジャージー島に移り住んだチャーリーとジョハナ(もちろんジョックも)。友人もできてのんびり生活を楽しんでいたら、その友人の妻が暴行される事件が起きる。犯人を探そうとするチャーリーたちだが、それを嘲笑うように第二第三の事件が! チャーリーの女性観にムカつきながら読み進むうちに、チャーリーて小学生男子みたいね、ジョハナはうまく掌で転がしてるんだわと憐れみの目になってしまい、そんなこんなうちに残りページが少なくなって、事件は解決するのかハラハラしてしまった。犯人、こういうことか。途中の黒ミサ騒ぎはなんだったんだ?

  • けいちゃっぷ

    相変わらず主人公は飄々としてますな。 妻とジャージー島で暮らすことになったチャーリー。 だが、近所で連続レイプ事件が起き、一気に不穏に。 色々あって黒ミサを行う事になったが・・・。 最後は切ないねえ。 ところでサンリオSF文庫から出てたそうなので、今度はSFかと期待したのだがどこにもないではないか。 306ページ

  • 葛井 基

    ジヨハナが殆ど活躍しないなと思いながら読んでた。モルデカイのシニカルぶりは面目約如。途中で出てくる、破門された神父も面白い。しかしラストは陰惨この上ない。誰も幸せになれない終り方。

  • スターライト

    ロンドンからジャージー島へと妻とともに移住したモルデカイ。しかしここでも平穏な生活は送れず、連続レイプ魔事件を隣人らとともに追う。悪魔崇拝がからんでいるらしいが、オカルト的な展開はあまりなく、ちょっと肩透かし。1、2巻のリーダビリティが本書では損なわれている感じだ。相棒のジョックも、ちょこちょこ顔を出すものの、これまでのような活躍は見せることない。次巻で盛り返すことを期待したい。

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