生物海洋学入門

海洋生物と環境を動的に捉えられる入門書。海洋中のプランクトンから大型哺乳類までの多様な生物種の動態を、海洋学と海洋生態学の視点から総合的にまとめた。人間活動による海洋生態系への悪影響を扱う章を新設。

【著者紹介】
ＣａｒｏｌＭ・Ｌａｌｌｉ : アメリカ（シアトル）のワシントン大学で学位を取得してから、モントリオールのマックギル大学海洋科学センターで教鞭をとった経験があります。現在はカナダ西海岸、ビクトリア市に住んでいます

ＴｉｍｏｔｈｙＲ・Ｐａｒｓｏｎｓ : マックギル大学で学位（生化学）を取得後、カナダ政府研究機関（水産・海洋部門）に勤務してから、ユネスコ関連の業務にもかかわり、その後、ブリティッシュコロンビア大学海洋学部で教授を務めていましたが、現在は特別名誉教授としてカナダ国立海洋研究所内に付置されている大学研究室で研究を継続しています。多年にわたる業績および水産海洋学・水産管理に関する幅広い知見に寄与した功績に対して、２００１年に「日本国際賞」（Ｊａｐａｎ　Ｐｒｉｚｅ，海洋生物学部門）を授かりました

関文威 : １９６１年東京大学農学部水産学科卒業。筑波大学名誉教授。日本海洋学会編集委員長

長沼毅 : １９８４年筑波大学第二学群生物学類卒業。広島大学大学院生物圏科学研究科助教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）