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ISBN 10 : 4623084779
Content Description
本書は、一七世紀末から一八世紀末のイギリスのコモンウェルスマンの物語である。共和主義者ともいえる彼らは、自由と「共同の福利」を実現するため、言論に訴えた。本書に登場するリアル・ウィッグたちは、専制と闘う自由と民主主義の父祖でもあったが、イングランド、スコットランド、アイルランドの「自由」の実現にいかに貢献したのか。群像の思想を開拓するイギリス自由主義研究の金字塔、現代の共和主義研究の起点となった古典的名著。
目次 : 第1章 序文/ 第2章 一七世紀のコモンウェルスマン/ 第3章 名誉革命のウィッグとサッシェヴェレル裁判のウィッグ/ 第4章 ロバート・モールズワースとイングランドの友人、一六九三〜一七二七年/ 第5章 アイルランドの実情/ 第6章 スコットランドの利害関心/ 第7章 非国教主義の貢献/ 第8章 ジョージ二世の治世の頑強なウィッグと共和主義者/ 第9章 ジョージ三世時代のオネスト・ウィッグ、一七六一〜一七八九年/ 第10章 結論
【著者紹介】
キャロライン・ロビンズ : 1903‐1999。1929〜1971年、アメリカ東部女子大ブリンマー・カレッジ(Bryn Mawr Colleg)の教員。1960年にアメリカ歴史協会のハーヴァート・バクスター・アダムズ賞(Herbert Baxter Adams prize)。英国の王立歴史学会(Royal Historical Society)の会員
田中秀夫訳 : 1949年生まれ。1978年京都大学大学院経済学研究科修了。甲南大学教授、京都大学教授をへて、現在、愛知学院大学経済学部教授・京都大学名誉教授。専攻:経済学史、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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