Product Details
ISBN 10 : 4910904018
Content Description
心の傷もわかりあえなさも、すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった―この世の片隅の声に耳を澄ませる詩人が、父、母、少女時代の傷、シンボルスカの詩との出会い、そして回復までを語る。奥歯を噛みしめて耐えること。奥歯を噛みしめて愛すること。何もできなかったあの頃。それは、詩がうまれゆく時間であった。震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。
目次 : 1 母を終えた母/ 2(口があるということ/ 慶州市千軍洞の敵産家屋 ほか)/ 3 儚い喜び/ 4(「途方もなさ」について/ じたばたのつぎのステップ ほか)/ 5 二箱の手紙
【著者紹介】
キムソヨン : 詩人。エッセイ集に『詩人キム・ソヨン 一文字の辞典』(姜信子監訳、一文字辞典翻訳委員会訳、クオン、第八回日本翻訳大賞)ほか。露雀洪思容文学賞、現代文学賞、李陸史詩文学賞、現代詩作品賞などを受賞
姜信子 : 作家。横浜生まれ。著書に『声 千年先に届くほどに』(鉄犬ヘテロトピア文学賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ケイティ
読了日:2024/02/12
チェアー
読了日:2024/03/21
ざじ
読了日:2024/05/06
寄り道
読了日:2024/09/02
Taku Kawaguchi
読了日:2024/08/01
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

