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生と死を分ける数学 人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ 草思社文庫

キット・イェーツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794227034
ISBN 10 : 4794227035
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
冨永星 ,  

Content Description

数学は、あなたの人生のそこかしこに入り込んで、生殺与奪の権利を握っている。
生きるも死ぬも、数学次第なのだ。実際、数学を知らないために、あるいは数学を誤用したために、
命を落としたり、財産を失ったり、無実の罪を着せられたりした例が、どれほど多いことか。
逆に、簡単な数学を少し使えるだけで、マスコミや政治家の嘘を見破ったり、
詐欺に巻き込まれるのを防いだり、健康診断の結果を正しく理解したりできるようになる。
さらには、理想の結婚相手を選ぶのにも役立つかも‥‥。

数理生物学者でもある気鋭の数学ライターが、数々の事例を紹介しながら、
あなたの人生と数学の関係を解説する。

<内容より>
・年を取るほど時間が速く過ぎる理由
・「病気のオッズ」の求め方
・誤った「数学」で流刑の憂き目に――ドレフュス事件
・検察の誤謬――有罪の確率が見た目より低い場合
・弱い証拠を2つ集めると強力な証拠になる?
・医療研究でも使われる、数字の印象をよくする手法
・統計の?に騙されないために
・桁違いのミスの致命的影響
・12進法は10進法より優れていると主張する人たち
・ヤード・ポンド法とメートル法のあいだのトラブル
・アルゴリズム取引の裏をかいて市場を操作し大儲け
・SNSのトレンドをフェイク・ニュースが占拠
・根拠のない反ワクチン運動が蔓延の危険を高めた

【著者紹介】
キット・イェーツ : 英バース大学数理科学科上級講師であり同大数理生物学センターの共同ディレクター。2011年にオクスフォード大学で数学の博士号を取得。数学を使った彼の研究は胚形成からイナゴの群れ、睡眠病や卵殻の模様の形成にまでおよび、数学が現実世界のあらゆる種類の現象を説明できることを示している。とくに生物におけるランダム性の役割に関心を持っている。その数理生物学の研究は、BBCやガーディアン、テレグラフ、デイリーメール、サイエンティフィック・アメリカンなどで紹介されてきた。研究の傍ら、科学や数学の記事も執筆、サイエンスコミュニケーターとしても活動する

冨永星 : 1955年、京都生まれ。京都大学理学部数理科学系卒業。国立国会図書館、イタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員を経て、現在は一般向けの数学啓蒙書などの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    高等な数学を数学に親しみたいが数式は苦手な吾輩のようなものに分かりやすく伝える類いの本は少なからずある。吾輩も数学に限らず物理学関連も懲りずに読んできた。  

  • やいっち

    高等な数学を数学に親しみたいが数式は苦手な吾輩のようなものに分かりやすく伝える類いの本は少なからずある。吾輩も数学に限らず物理学関連も懲りずに読んできた。

  • どりドリ

    【Audible聴了】数式を使わずにあらゆる分野で使われる数学の事例を紹介している。個人的には進数の変換によるトラブル、アルゴリズムの話、感染症と数学の関係が興味深い。いわゆる教養と言われると数学的な素養はほとんど考慮されていない気がするが、実は数学的な素養は教養レベルというよりはもっと日常レベルで身につけておかないといけないのかもしれない。

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