CD

The Gershwins`Porgy & Bess

Gershwin (1898-1937)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCCD1174
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD

Product Description

ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』全曲
(1935年オリジナル版)
歌詞対訳付き

初演時(ブロードウェイ、アルヴィン劇場)のオリジナル版によるパフォーマンス、初CD化!
『ポーギーとベス』が初演されたのは1935年のこと。その公演はブロードウェイのアルヴィン劇場で行われて成功を収めましたが、実は、現行ヴァージョンとは異なった形で演奏されていたのです。このリハーサル時に使用されたガーシュウィンの書き込み入りスコアが発見され、そこに記されたガーシュウィンの指示に従って変更・追加された編集版を再現したのがこのディスクです。
 1987年、音楽学者のチャールズ・ハムは、ガーシュウィンによる『ポーギーとベス』の編集(変更)に注目しました。彼は、1935年のブロードウェイ初演時にガーシュウィンがリハーサルで使ったスコアに書き残していた表記について調査した結果、そこでは、対話部分とアクションを短縮して、リピート部分をカットしていたことが明らかになったのです。また、第1幕のストリートでのお祭り場面に11の楽器編成によるバンドによるパフォーマンスを加えています。(このCDではテネシー州立大学バンドのメンバーが参加)
 このオリジナル版は、現行の3時間を超える長大な作品をガーシュウィン自身の手で編集した短縮版であり、ガーシュウィン自身、この版で上演することをベストとしたとされています。対話(セリフ)部分やアクション部分を引き締めて反復を省略したことによって、音楽的充実度を高めることに成功したといえるでしょう。通常CD3枚分の長さを擁した長大な作品ですが、この録音は2枚にコンパクトに収まっています。
 ここで歌っている題名役のパウエルとリスターは、2004年9月にオーチャード・ホールで行われた『ポーギーとベス』(東急文化村の15周年記念公演)に出演して好評を博しており、それぞれポーギー、ベス歌いとしての名声を欲しいままにしている逸材。そして、アメリカ音楽に精通したジョン・マウチェリーを指揮者に迎えて、まさに万全の『ポーギーとベス』演奏が登場したといっても過言ではありません。マゼール盤(DECCA)、ラトル盤(EMI)といった名盤に続く、久々の新録音の誕生です!

ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』全曲
(1935年オリジナル版)

アルヴィー・パウエル(Bs)
マルキータ・リスター(S)、
ニコル・カベル(S)
ロバート・マック(T)、他
ブレア少年合唱団
テネシー州立大学バンドのメンバー

ナッシュヴィル交響楽団&合唱団
指揮:ジョン・マウチェリー




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Track List   

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Disc   2

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20世紀を代表するオペラと言えば、何と言...

投稿日:2006/11/22 (水)

20世紀を代表するオペラと言えば、何と言っても「ヴォツェック」と「ポーギーとベス」だ!、と個人的には思っているが、ここにまた新たな「ポーギー」の名盤が現れたのは、実に喜ばしい。歌手たちにはビッグネームこそいないが、とてもレベルの高い歌唱をきかせているし、「オペラのデッカ」の面目躍如の録音の素晴らしさも特筆モノだ。それにしてもマゼール指揮の全曲盤を何とか「オリジナルス」のシリーズ等で復活させてもらえないものだろうか?

にゃおにゃお金 さん | 市川市 | 不明

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