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ISBN 10 : 4409030817
Content Description
2012年秋、スピヴァクは京都賞受賞を機に来日、各地で四つのスピーチをおこなった。世界的な思想家、教育者、社会活動家となったいま、あらためて自身の来歴と活動をふまえ、グローバル化における人文学的想像力や民主主義の再考などについて、時にやさしく、時に力強く私たちに呼びかける。
目次 : 1 いくつもの声/ 2 翻訳という問い/ 3 グローバル化の限界を超える想像力/ 4 国境のない世界
【著者紹介】
ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク : 1942年、インド・カルカッタ生まれ。17歳でカルカッタ大学プレジデンシィ・カレッジを卒業し渡米。コーネル大学でポール・ド・マンに学び、W・B・イェイツの生涯と思索を研究した博士論文“Myself Must I Remake”(Crowell,1974)を提出。1976年にはジャック・デリダ『グラマトロジーについて』を英訳し、長大な序文と共に出版し注目される。デリダの哲学的方法論「脱構築」を政治・社会的領野に拡張し、人文社会学に多大な影響を与えた。現在、コロンビア大学教授。2012年京都賞思想・芸術部門受賞
星野俊也 : 1959年、群馬県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(国際関係論専攻)単位取得退学。国際公共政策博士(大阪大学)。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授・研究科長、稲盛財団寄附講座「グローバルな公共倫理とソーシャル・イノベーション」講座長、大阪大学未来戦略機構第五部門「未来共生イノベーター博士課程プログラム」責任者、2011年度イナモリフェロー(第9期生)
本橋哲也 : 1955年、東京生まれ。英国ヨーク大学大学院英文科博士課程修了。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授
篠原雅武 : 1975年、神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程単位認定退学。現在、大阪大学大学院国際公共政策研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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