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おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う

ガブリ・ロデナス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093567268
ISBN 10 : 4093567263
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メキシコ、オアハカ。天涯孤独、90歳のマルおばあちゃんは、手作りのお菓子アルファホールを売ってつましく暮らしていた。ある日、遥か昔に別れた一人息子がすでにこの世にいないこと、そして自分に孫息子がいることを知る。マルは自分の人生の環を閉じるべく、青いおんぼろ自転車で孫をさがす旅に出る―

【著者紹介】
ガブリ・ローデナス : 1976年スペイン南東部、ムルシア生まれ。ムルシア大学で哲学を学び、博士号を取得。作家として活躍する一方、ムルシア大学オーディオビジュアル・コミュニケーション学部で教鞭を執る。社会心理学系の雑誌に寄稿、学術誌に論文も多数発表している

宮〓真紀 : スペイン語・英語翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はる

    90歳のマルおばあちゃんはボランティアで孤児院で働いている。だがある日、行方の知れなかった息子に子供がいると知ったおばあちゃんは、その子に会うためにオンボロ自転車に乗って遥かな旅に…。旅の途中で様々な人と出会うおばあちゃん。彼らはおばあちゃんの言葉に救われ、また彼らもおばあちゃんの孫との意外な縁を伝える。作者の人生についての哲学をおばあちゃんの言葉で描くのは不自然だし退屈。疑問を感じる。それでも、素朴なおばあちゃんのキャラクターは魅力的で愛おしい。物語自体は素敵だと思う。

  • たらちゃん

    自分が自転車好きのおばあちゃんだから、旅先で読むために借りた図書館本。意外にも自己啓発本のような本でした。ふらっと立ち寄った旅先の銭湯で、93歳の常連の方から何気ない会話なんだけど私にはありがたいお話を伺うことができ、縮れた心がホロッとほぐれました。私に見えている世界は私がこだわってるだけの世界なんだろうな。他の人や宇宙から見たらと考えると、こだわることはないと思えました。旅の途中でこの本を読んだのもご縁。

  • kibita

    「自分の人生の輪を閉じる」という言葉が心に残る。おばあちゃんの自転車ロードノベルかと思いきや哲人おばあさんの含蓄のある言葉と、出会う人々との対話。二十代の頃読んだ「アルケミスト」は、物語構成が哲学、自己啓発本を感じさせず感銘を受けた。しかしこのマルおばあちゃんは出発時から悟ってる。確信を持っている。人生の何たるかを。自分はどうだろう。最後に丸く輪を閉じることが出来るだろうか。

  • よぽ

    90歳のおばあちゃんが自転車で旅に出るロードノベルかと思っていたら、「アルケミスト」のような物語でした。マルおばあちゃんの穏やかながらもぶれない芯の強さが、関わった人々の心を溶かしていく、さくさく進みすぎるくらいのテンポが読みやすかったです。

  • のに

    ★啓発本っぽくて、私にはちょっと退屈でした。途中で読むのを止めちゃいました。

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