ガブリエル・ガルシア・マルケス

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迷宮の将軍

ガブリエル・ガルシア・マルケス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105090159
ISBN 10 : 4105090151
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,363p

内容詳細

南米新大陸の国々を独立へと導いた輝ける将軍シモン・ボリーバル。ラテンアメリカ統合の理想実現に燃えてひた走った英雄は、なぜ失意の迷宮に踏み入らねばならなかったのか。栄光という闇の深さを巨細に描き切る。

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    南米史に燦然とその名を残す実在の「解放者」シモン・ボリバルを描く。ただ、マルケスは盛時をではなく、マグダレーナ河を下る将軍最後の旅を語る。1930年5月8日から12月17日の死までだ。ここでのマルケスの語りは、いわゆるマジック・リアリズムと呼ばれるそれではなく、むしろジャーナリスティックなものにも見える。しかし、ここに描かれる時間や空間は、時には交錯しつつ、また時には過ぎ去った夢幻のごとき様相を呈したりもする。イスパノ・アメリカ世界の統一を庶幾したボリバル。しかし、そこは終わってみれば「迷宮」だった。

  • chanvesa さん

    現代の感覚からしたら47歳にしては病気とは言え、老成した人間を描写しているように感じる。しかし老いを感じさせるのは、戦争、政治、権力闘争をくぐり抜け君臨してきたはずの人間が、「迷宮」と表現せざるを得なかった人生にかなりくたびれた故なのだと思う。「人と争って千回勝つよりも、気持よく一回和解するほうがずっといい」(256頁)なんて軍人の言葉とは思えない。独裁者でも英雄でもなく、死と直面する孤独な人間の記録であり、召使のホセ・パラシオスや永遠の恋人の様なマヌエラ・サエンスとの絶妙な距離加減も孤独を深くしている。

  • ホームズ さん

    なんだろう凄く良い雰囲気だった。暗く陰鬱な感じなのになんだか読んでいるととても心地がいいというかなんというか。どんどん読んでしまった。南米の英雄シモン・ボリバルの失意の晩年と過去の栄光の描き方が良かったな〜。「私には自分を犠牲にしてもいい祖国はもはや存在しない」という言葉が印象に残った。ちょっといい本を読んだので次に読む本がかなり難しい気がする。

  • ホームズ さん

    やはり雰囲気が好きだ。暗い感じだけど読んでいて心地よい雰囲気が良いな。「解放者」と呼ばれながら「自分を犠牲にしてもいい祖国はもはや存在しない」と言ってしまうくらいに追い詰められたシモン・ボリバルの様子がなんかすごい。理想に燃えて戦った革命家達もある程度目的を達成すると徐々に考え方に違いが表面化し対立して行く。色んな悲しさとかが見えた。

  • Vakira さん

    ガルシアマジック期待して読みましたら、残念!この本は「誘拐の知らせ」と同様にノンフィクションでした。コロンビア、ベネズエラ等スペイン植民地から独立戦争を指揮し、スペインから自由を勝ち取った解放の英雄シモン・ボリーバルの47歳で亡くなるまでの最後の2年間の物語。この将軍、志は高く、スペインから解放し、南アメリカ統一を目指していたが、数々の戦争で体はボロボロとなり、また身内に反対派もおり、暗殺されかける。思い半ばで、力尽き最高司令官を辞任してから国外脱出の旅の途中で迷宮と苦悩の日々が続く。

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