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最高の敵 冷戦最後のふたりのスパイ ハーパーコリンズ・ノンフィクション

ガス・ルッソ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784596427588
ISBN 10 : 4596427585
Format
Books
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1979年、ワシントンDC。冷戦末期の緊迫した状況下で、彼らは出会った。一人はCIAの異端児ジャック・プラット。もう一人は、シベリア育ちのKGB職員ゲンナジー・ワシレンコ。敵を「微募」する目的で接近した二人は計算外の友情を深めていくが、その固い絆は、やがて世界を揺るがす二重スパイ摘発という事件の引き金となった―。権謀術数うごめく諜報活動の世界、半世紀に及ぶ米ソ防諜の内実、名優ロバート・デ・ニーロを巻き込んだロシア当局との攻防。規格外の男たちに迫った真実の物語。

目次 : 見習いスパイ/ すべての道はワシントンに通ず/ コンタクト/ 銃士/ IOC/ 裏切り者/ そっと、そっと、つかまえろ/ ハバナの騙し討ち/ サーシャ/ 旧敵/ 旧交ふたたび/ 表舞台/ キャビアの重い箱/ 嵐の前の静けさ/ あんたはおれを知らない/ 甦ったグラーグ/ リセット:赤いボタン/ 大詰め

【著者紹介】
ガス・ルッソ : 1950年、メリーランド州ボルチモア生まれ。ノンフィクション作家。調査ジャーナリスト。これまでに、マフィア“シカゴ・アウトフィット”の犯罪帝国に迫った“The Outfit:The Role of Chicago’s Underworld in the Shaping of Modern America”などを上梓、本書は9冊目の著書となる。テレビドキュメンタリーのプロデューサー兼レポーターとして、ABC、CBS、NBCなど全米ネットワーク局をはじめ、ドイツ・フランス・イギリスなど各国のネットワークでも活躍している

エリック・デゼンホール : 1962年、ニュージャージー州カムデン生まれ。作家、危機管理コンサルタント。1987年に危機管理会社Dezenhall Resources,Ltd.を設立、CEOを務める。レーガン政権時代には、ホワイトハウスの広報部に勤務していた。危機管理に関するノンフィクション“Glass Jaw:A Manifesto for Defending Fragile Reputations in an Age of Instant Scandal”など、これまでに10冊を上梓。ジャーナリストとしてNYタイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙、ワシントン・ポスト紙などに寄稿している

熊谷千寿 : 英米文学翻訳家。1968年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • パトラッシュ

    米ソ冷戦時代に大統領も書記長も数え切れないほど変わったが、最前線で戦うスパイたちは変わらず年老いていく。そんな彼らにとって同じ戦場で対峙するプロとしての誇りと実力を認め合える相手側兵士こそ、自分勝手な政治屋よりもよほど信頼できる存在といえた。互いに騙し騙され、隙あらば自国に取り込もうとするのを繰り返しながら、尊敬の念を以て戦える最高の敵だったのだ。だからこそジャックとゲンナジーは体制を超えて相手を信じ、死ぬまで友情を貫いた。元KGB大佐のプーチンは「アメリカは敵」との凍結した信念を持ち続けているようだが。

  • 星落秋風五丈原

    友情を育んだ東西スパイのほんとの話。デニーロとその仲間達も写真に写ってます。ロシアのスパイがリアルジェームズ・ボンドでめちゃもてます。ちなみに既婚です。

  • くさてる

    冷戦当時に、それぞれが自陣営にスパイをひきこもうと図ったことから生まれた、とある友情の物語。題名から想像していた内容とは違ったけれど、実際の現実には映画みたいな出来事は起きず、もっと泥臭く面倒だというのがリアルに伝わって来て面白かったです。なのに、文体や本の構成が、スパイアクションぽく、正直ノンフィクションにしたらダサめでは……と思ったのだけど、読み進めていくうちに慣れました。楽しく読みました。

  • スプリント

    冷戦時代の米ソのスパイによる物語。 映画のような実話。

  • キミ兄

    ソ連とアメリカのスパイマスター同士の丁々発止。その時の友情がソ連崩壊後に仇となったわけだが、最後はその友情によって救われる。同じ国にいたら何の問題もなく親友になれたであろう二人。直接本人に取材しているので、おそらく守秘義務で語れない部分も含めて実に生々しい。その友情が軸で語られているので、冷戦時のスパイマスターの丁々発止を期待する向きにはちょっと物足りないかも。☆☆☆。

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