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新版 資本論 第10分冊

カール マルクス

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406063845
ISBN 10 : 4406063846
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

信用制度下の貨幣資本の蓄積と運動は、再生産過程と恐慌にどう関わるのか。草稿の状態も示し、マルクスの模索と探求を浮き立たせる。

信用制度が過剰生産や過剰投機を促進して生み出す「資本の過多〔プレトーラ〕」は、過剰生産と同じ特殊な現象なのかなどに焦点が当てられる。そのことで実体的資本の規模をはるかに超えて再生産過程を拡大させる信用制度の仕組みが明らかに。このマルクスの思考の流れに沿い、エンゲルスの構想による再整理とマルクス自身の短評などが分かるよう注記される。

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資本論は全3巻よりなる。第1巻は資本の生...

投稿日:2021/04/25 (日)

資本論は全3巻よりなる。第1巻は資本の生産過程、第2巻は資本の流通過程、第3巻は資本の総過程からなる。この10冊目は第3巻の後半部に相当する。第5編の大部分で利子と企業者利得とへの利潤の分裂。利子生み資本である。読み切るには相当の覚悟がいる。

西口まる さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Akiro OUED

    高利貸しが市民から直接搾り取るのが資本主義以前。今は、銀行が生産資本を介して、国民から搾り取る。国債とは、国家が使い切った回収不可能な残骸資産の表象に過ぎないけど、国民の政府に対する信頼が国債の紙くず化を防いでる、と語るあたり、MMT理論の先駆けに聞こえる。次巻へ進む。

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