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政治神学 主権の学説についての四章 日経bpクラシックス

カール・シュミット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784296000364
ISBN 10 : 4296000365
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中山元 ,  

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほなみ

    政治神学というタイトルに惹かれて読んだが、とても難しかった。「主権」という概念について書かれていた。 主権とは例外状態で判断を下す権利であると。確かに平常時は政府の役割もほとんど不要だと思うので納得。ただこの例外状態での判断者という考え方が、ワイマールからナチスを産んだ考え方なのかなとも思った。 付録では政治的思考の変遷について書かれていた。個人的にはこの変遷が面白かった。神学から哲学経済学と政治の土台が変わるみたいな話であった。首脳が経済政策で選ばれる時代だが、本当に正しいのだろうかと思うところはある。

  • ジャン

    ケルゼンをはじめとする民主主義および自由主義に基づく考え方は、例外状態を人間の知性に信頼を置いた法律の範疇に不当に押し込むことになるとともに(例外状態を事前に列挙可能なものとする等)、民主主義ゆえに例外状態であっても政治の本質たる決断を行うことができない。主権者とは例外状態において決断を下す者であり、例外状態とは法律の依拠する予測可能性の埒外にあるものであるため、そこにおける主権は一元的なもの(=独裁)である必要がある。

  • check mate

    解説では案の定コロナとの紐付けが試みられているのだけれど、シュミット的例外状態と緊急事態宣言を等価に扱うことにより緊急事態宣言の性質を見誤っているような印象を受ける。

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