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カヴァッリ:讃歌と詩篇集
イタリア・バロック期の作曲家フランチェスコ・カヴァッリの宗教的作品集。現在では優れた歌劇作曲家として名を遺すカヴァッリですが、宗教曲の分野でも、ヴェネツィア楽派伝統の複合唱様式の中に持前の流麗で美しい旋律を融合された作品を多く書き上げており、これらはモンテヴェルディ作品と比較しても遜色のないほどの出来栄えを誇っています。声楽パートの充実も見事ですが、器楽パートにも凝った手法が用いられており、声と楽器が織りなすポリフォニーが聴きどころです。(輸入元情報)
【収録情報】
カヴァッリの宗教音楽コレクション(Musiche sacre concernenti Messa e Salmi Concertati con Istromenti, Imni, Antifone et Sonate a due, 3, 4, 5, 6, 8, 10 e12 Voci published by Vincenti, Venice, 1656)より
1. めでたし、海の星〜3声の讃歌(アルト、テノール、バス)
2. イエスよ、処女らの花冠〜3声の讃歌(アルト、テノール、バス)
3. この神の聖なる信者よ〜2声の讃歌(2ソプラノ)
4. 主よ、あなたは私をお試しになりました〜3声の詩篇(ソプラノ、アルト、バス)
5. 主が家を建てられるのでなければ〜4声の詩篇(ソプラノ、アルト、テノール、バス)
6. われは信ず〜5声の詩篇(2ソプラノ、アルト、テノール、バス)
7. ほめたたえよ、神のしもべたちよ〜5声の詩篇(2ソプラノ、アルト、テノール、バス)
編曲と再構築:アントニオ・ノビリ
装飾、ディミニューション、通奏低音の譜面化:マッシモ・ロレギアン
432Hz、ヴァロッティ音律
クリスティーナ・フェネッリ(第1ソプラノ)
カルロッタ・コロンボ(第2ソプラノ)
アンドレア・アッリヴァベーネ(アルト)
ラファエーレ・ジョルダーニ(テノール)
アレッサンドロ・ラヴァシオ(バス)
ジョルジョ・トージ(第1ヴァイオリン)
クラウディア・コンブス(第2ヴァイオリン)
アレッシア・トラヴァリーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ニコラ・バルビエリ(ヴィオローネ)
パオロ・トニョン(ドゥルチアン)
マウリツィオ・マンチーノ(オルガン)
クレマ・クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団
ブルーノ・ジーニ(指揮)
録音時期:2020年8月30日〜9月2日
録音場所:イタリア、ロンバルディア、Chiesa Cisterecense di Abbadia Cerreto
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音(4,6)