カル・ラウスティアラ

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パクり経済(仮)コピーがイノベーションを加速する

カル・ラウスティアラ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622079408
ISBN 10 : 4622079402
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

郊外のショッピングモールから街のビストロまで、パクリはあらゆる場所にあふれている。「コピーは創造性を殺す」「法律によるコピー規制がイノベーションには欠かせない」―通常はこう考えられている。しかし、コピーは絶対に悪なのだろうか?本書は、創造性がコピーによってむしろ活性化する場合があることを、ファッション、レストラン、アメフト、コメディアン、フォント、データベース産業など米国で一般的にコピーが合法とされている産業の豊富なケーススタディで明らかにする。なぜそれらの産業は繁栄しているのか?インセンティブとイノベーションの新たな関係を探り、知財ルールの未来を指し示す。

目次 : 第1章 コピー商品とファッションの虜たち/ 第2章 料理、コピー、創造性/ 第3章 コメディ自警団/ 第4章 アメフト、フォント、金融、ファイスト裁判/ 結論 コピーと創造性/ エピローグ 音楽の未来

【著者紹介】
カル・ラウスティアラ : カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)法律学教授。デューク大学を卒業後、ハーヴァード・ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を、カリフォルニア大学サンディエゴ校で政治学の博士号(Ph.D.)を取得。専門分野は国際法、国際関係、知的財産

クリストファー・スプリグマン : ニューヨーク大学法学部教授。ペンシルヴェニア大学を卒業後、シカゴ大学ロー・スクールで法務博士号(J.D.)を取得。専門分野はコピーライト、知的財産、法と経済学、特許、商標

山形浩生 : 1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務、途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める

森本正史 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くさてる

    これは面白かった。副題がすべてを現している。洋服、音楽、料理、カクテル、ジョークにいたるまで、さまざまな事柄における著作権とパクリの関係を豊富な例で解き明かしていくもの。著作権侵害を促進する行動の多くが、創造性も刺激しているというのは分からないでもない話。コピーできない「体験」の重要性が高まりという論旨も分かります。オリジナリティとはなにか、ということも考えてしまう一冊。

  • イノ

    コピーと著作権について思うところがあって。 音楽・ファッション・レシピ・コメディ・アメフト・フォントなどその界隈で起きた事例や出来事からその後の動向が羅列。最後のまとめで気になっていた部分の答えが載っていて割と満足。 ただアメリカ文化の話だから日本の場合は違う事もあると思う。    広告と考えるとタダで宣伝できる。人気のパロメータなる。 著作権は一部だけ守ってる。デジタルの場合は特にコピーが容易に なるので上手く考えないといけない。

  • wonderhoney

    作者が日本の人ではないから当たり前なのかもしれないが、日本の法律に関して書かれているわけではない。法律以外の観点ではうなずける部分はあっった。パクリって言葉かなー。キャッチーな言葉ではあるけどな。軽い論理に感じてしまった。パクリという言葉でなければもう少しじっくり向かいあって読めたかも・・・?

  • ミヤト

    読了

  • 向う岸

    ファッション、料理のレシピ、芸人のネタにアメフトの戦術と副題通りパクリはイノベーションを刺激し市場を活性化させるという内容だった。

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