Books

移民をどう考えるか グローバルに学ぶ入門書

カリド・コーザー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326654291
ISBN 10 : 4326654295
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新型コロナパンデミックによって世界的な人の流れは急停止したが、そこで見えてきたのは、私たちの日々の暮らしが移民なしではもはや成り立たないということだった。本書では、専門用語の解説にとどまらず最新のエビデンスを示しながら、特定の地域に偏らないグローバルな動向を紹介すると同時に、移民受け入れのポジティブな影響もネガティブな影響も説明するなどバランスのとれた視点を重視することで、ポストコロナ時代の移民問題を考えるための優良なガイドをお届けする。定評ある入門書、待望の邦訳。

目次 : 第1章 なぜ移民が問題なのか/ 第2章 移民とは誰のことなのか/ 第3章 移民とグローバリゼーション/ 第4章 移民と開発/ 第5章 非正規移民/ 第6章 難民と庇護希求者/ 第7章 社会における移民/ 第8章 国際移住の未来

【著者紹介】
カリド・コーザー : マーストリヒト大学教授およびグローバル・コミュニティ・エンゲージメント・アンド・レジリエンス基金(GCERF)執行理事。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで博士号(Ph.D.)を取得し、アメリカのブルッキングス研究所やオーストラリアのローウィー研究所のシニアフェロー、イギリス王立国際問題研究所やジュネーブ国際開発高等研究所のリサーチアソシエートなども歴任。ダボス会議の国際移民に関するセッションの議長も務めてきた

是川夕 : 国立社会保障・人口問題研究所国際関係部部長。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(社会学)を取得。OECD移民政策会合ビューローメンバーなどを務めたほか、現在はOECD移民政策専門家会合(SOPEMI)政府代表も務める。専門は移民研究、社会人口学

平井和也 : 実務翻訳者。青山学院大学文学部英米文学科卒業。サイマル・アカデミー翻訳者養成コースで産業翻訳日英コース(行政)を専攻。国際政治や歴史を主な関心領域とし、人文科学・社会科学系を中心に学術文書やビジネス関連文書、政府系文書などの翻訳を多数手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織

    やや移民寄りの。 国際移民は世界人口の3%だそうですよ。意外に少ない。 インドには非正規移民がなんと2000万人住んでいる

  • sk

    移民について考えるならまずこの一冊。コンパクトな教科書。

  • Go Extreme

    なぜ移民が問題なのか: 歴史の概略 諸相と力学 もたらす好機 もたらす諸課題 移民とは誰のことなのか: 移民の分類 帰還移民 移民から市民へ 移民、ディアスポラ、トランスナショナルコミュニティ 移民とグローバリゼーション: 世界の雇用危機 移住産業 移民と開発: ディアスポラ 頭脳流出 非正規移民: 人身取引と移民の密航 難民と庇護希求者 社会における移民: 受け入れの経済的な効果 社会と文化を豊かに 国際移住の未来: アジアからの国際移住 非正規移民の規制から管理へ 国際的な難民制度の改革 移民を尊重

  • えいこさん

    グローバルな視点で、移民問題を捉えると、現在の日本で起こっている問題が、違ったふうに見えるなあ。

  • げんさん

    日本政府が公式に移民政策を取っていないとする立場であるなんて初めて知った。「日本例外主義」を改め移民問題に積極的に取り組まなければならない

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items