カラヤン最晩年のザルツブルクでの日々を追った名ドキュメンタリー作品
その卓越した音楽性とカリスマ性で20世紀クラシック界に君臨した大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。その死の2年前の1987年ザルツブルク音楽祭でのカラヤンを追ったドキュメンタリー作品。リハーサルと本番の様子からなる映像の中で、特にジェシー・ノーマンと共演したワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』から『愛の死』(全曲)は歴史に残る名演奏として知られます。カラヤンが最晩年に到達した至高の芸術がここには刻印されています。そのほか舞台裏のマエストロの様子なども数多く収録されていて、この映像はその真実のカラヤンの姿を捉えた貴重な記録といえます。
ボーナス映像として、ワーグナーの『タンホイザー』序曲(1987年8月、ザルツブルク・ライヴ)を特別収録(初出)!(メーカー資料より)
【収録情報】
● ドキュメンタリー『カラヤン・イン・ザルツブルク』
・ モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲(部分)、第1、2幕 リハーサル
・ バッハ:ミサ曲ロ短調 リハーサル
・ ワーグナー:『タンホイザー』序曲 リハーサル
・ ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲と『愛の死』 リハーサル
・ ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』〜『愛の死』(全曲)
・ボーナス映像:ワーグナー:『タンホイザー』序曲(全曲)
※すべてリハーサル風景で、ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』〜『愛の死』と『タンホイザー』序曲のみ全曲収録。
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)
キャスリーン・バトル、バータ・ブルチュラーゼ、フェルッチョ・フルラネット
アレクサンダー・マルタ、サミュエル・レイミー、アンナ・トモワ=シントウ
ユリア・ヴァラディ、エスタ・ヴィンベルイ、スミ・ジョー、チェチーリア・バルトリ
収録時期:1987年8月
収録場所:ザルツブルク、祝祭大劇場、カラヤン邸、他
監督:デボラ・ディクソン、スーザン・フレムケ
製作:CAMI VIDEO, 1988
※LD用マスターよりアップコンバートによる初BD(ブルーレイディスク)化。
※音声:リニアPCM/STEREO 24bit/48KHz(オリジナル音声)
字幕:日本語
Region All
※収録が1980年代のビデオ時代の画質のため、オリジナル・マスターテープに起因する映像ノイズがある場合がございます。ご了承下さい。(メーカー資料より)