マスネに師事した伊オペラ作家による悲しくも美しい1幕の物語
エツィオ・カムッシ(Ezio Camussi)はイタリアの作曲家。フィレンツェ、ボローニャで学んだのちにパリでジュール・マスネに師事しました。マスネ譲りと言うべき洗練されたメロディアスな音楽が特徴。
『聖母の顔(Il Volto Della Vergine)』は〈フィレンツェの伝説〉と冠された1幕物で1937年発表。フィレンツェの修道士が描くフレスコ画を見守る少女の物語で、病に冒され死んでしまった少女の顔が聖母の顔としてフレスコ画に描かれるという悲しくも美しい内容です。(輸入元情報)
【収録情報】
● カムッシ:歌劇『聖母の顔』全曲
デニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ(ソプラノ/グラーツィア)
後田翔平(テノール/フラ・ジョヴァンニ)
ジョルジョ・ヴァレリオ(バリトン/フイオレンツォ)
フルヴィオ・オッテッリ(バス/修道士)
● マスカーニ:歌劇『パリジーナ』第4幕
デニア・マッツォーラ・ガヴァッツェーニ(パリジーナ)
後田翔平(ウーゴ・デステ)
シュザンナ・ハコビアン(ステッラ・デッラッサッシーノ)
オルケストラ・シンフォニカ・デイ・コッリ・モレニーチ
ニコラ・フェッラレージ(指揮)
録音時期:2023年1月23日
録音方式:ステレオ(デジタル)