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ダンス・フレンド

カミラ・チェスター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338308137
ISBN 10 : 4338308133
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"レオは、ダンスが大好きな11歳の男の子。
場面かんもく症のため、家族としかしゃべることができず、
学校でも、なかなか友だちができない。
友だちと呼べるのは、愛犬のパッチだけだ。

ある日、レオのとなりの家に、同い年のリカが引っ越してきた。
レオが一言もしゃべらないことを全く気にせず、たくさん話しかけてくるリカ。
そんな明るく元気なリカも、ダンスが大好き。
互いの庭のトランポリンで一緒にポーズをとりながら、楽しい時間を過ごす。

リカとなら、友だちになれるかもしれない...。
レオは勇気を出して、自分がしゃべれないわけや、日々抱えている気持ちを、リカへの手紙に書くことにした。
しかし、元気いっぱいに見えるリカだが、実はだれにもいえない大きな秘密を抱えていた――。

それぞれに困難を抱えるふたりが、互いに支え合いながら友情をはぐくみ、
最高の友達になるまでを描いた、感動作。"""

【著者紹介】
カミラ・チェスター : イギリスの児童文学作家。オープン・ユニバーシティ(公開大学)で創作と文学を学び、学士号を取得後、本格的に創作活動を開始する。SCBWI(児童図書作家・画家協会)、FCBG(子どもの本グループ連盟)会員

櫛田理絵 : 早稲田大学法学部卒業。在学中は国際人権NGOアムネスティでボランティア翻訳に携わる。鉄道会社に勤務し海外文献の翻訳などに携わった後、児童書の翻訳に取り組む

早川世詩男 : イラストレーター。書籍の装画や挿絵で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    ダンスが大好きな11歳のレオは、場面かんもく症のため、家族としか話せない。ある日隣の家に、同い年のリカが引越してくる。それぞれに困難を抱えるふたりが、互いに支え合い、真の友情を築くまでを描いた物語。

  • 長くつしたのピッピ

    児童書らしい希望のあるハッピーエンドでホッとした。場面緘黙という病気に関しても子どもの気持ちに添って描かれていて、理解しやすい。更に兄弟達が障害にある弟を暖かく見守り優しい。障害のある子ども達に対して私たち大人は周りの子ども達に理解しやすいようにキチンと説明する事が、差別や偏見がなくなるキッカケになると感じた。もっとオープンに話し合えるのが理想だが、時として周りの配慮を勘違いしてしまう事もあって、この問題は非常に難しいのも確かだ。

  • shoko.m

    11歳のレオは家族以外の前では話すことができない。得意なダンスも知らない保護者の前などでは体が動かず踊れない。場面緘黙症に困るレオの隣に越してきたリカはおしゃべりで明るい女の子。趣味があうリカと、はじめての友だちになれるかもしれないとレオは期待する……。サッカーの得意なティファニーはダンスが苦手で、はきはきとして人懐っこいリカにも悩みがあるということに、レオは驚く。しんどいときには自分以外の人のことはあまりよく見えないものなのだ。自分の得意を生かしつつ、助けあえるのは、理想の友だち関係だよね。

  • Incisor

    レオはダンスの大好きな11歳の男の子。夏休み、お隣に同い年のリカが引っ越してきた。活発でおしゃべりなリカもダンスが大好き。ふたりはあっという間に意気投合するけれどレオは大きな悩みを抱えていた。場面かんもく症のため、会話が口をついて出てこない。レオのなかには豊かな言葉がたくさんあるのに。おしゃべりはできなくてもリカはレオと友情をはぐくんでいく。リカも大きな秘密を抱えていた。力になりたいレオは一歩ずつ踏み出していく。ふたりを結ぶダンスの鼓動が本から伝わってくるようで、理解あるレオの兄姉もとてもかっこよかった。

  • Mipo

    場面かんもく症のレオとある秘密をかかえたリカの物語。手紙の場面はハラハラした。いま思えば小学生の時に場面かんもく症だったのかなと思う子がいたけど、事情がわからなかったから、早くこういう本に出会いたかった。でも女の子のほうが社会性が高いからか、リカが対応が“うまい”のが気になる。でもレオのような観察力の鋭い子に出会えてよかった。また、レオの読書についての意見に大賛成。「読書って、先に進む一方じゃないと思う。水泳といっしょで、深いところで泳げるようになってからでも、浅瀬でバシャバシャやりたくなるものなんだ」

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