オーギュスタン・ピエール・アドルフ・ハル

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奄美・沖縄カトリック宣教史 パリ外国宣教会の足跡

オーギュスタン・ピエール・アドルフ・ハル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861244216
ISBN 10 : 4861244218
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の鎖国が解かれてからも、キリスト教はなお宣教が許されなかった。沖縄での孤立と島人に溶け込んでいった奄美での日々。慣れない気候の中で、多くの仲間を病気や水難で失いながら、地震の被害の中でも住民に手をさしのべつづけた神父たち。在日50年を越え、長崎の崎津教会の墓地に眠るハルブ神父が大正期に書きとめた、初期奄美沖縄のカトリック宣教の情景が、いま生き生きとよみがえる。

目次 : 第1章 琉球/ 第2章 神父たちのみた奄美大島/ 第3章 大島の神父たち/ 第4章 大島での対立と大きな収穫/ 第5章 大島の人びととの別れ/ パリ外国宣教会との出会い/ 奄美・沖縄カトリック宣教史関係年表/ 日本に眠るパリ外国宣教会宣教師列伝/ 翻訳にあたって参照した文献

【著者紹介】
A.ハルブ : 1864年11月2日フランス北西部セ(S´ees)教区で生まれた。パリ外国宣教会に入り、1888年9月司祭に叙階されるとただちに宣教師として日本に派遣され、奄美と長崎で大きな足跡をのこした。奄美では「赤ひげ神父様」と呼ばれ、地元の人と区別がつかないほど上手に島ことばを話し、西洋野菜の作り方を教えるなど親しまれた。いくつもの教会建築を手がけた。熊本県天草の崎津教会で日本滞在56カ年の生涯を終え、1945年1月14日帰天した

岡村和美 : 九州大学文学部仏文学科卒業。山口日仏協会理事。樋口かずみの筆名で、『九州文学』同人を経て、『文芸山口』同人

安渓遊地 : 人類学専攻。奄美沖縄と熱帯アフリカで人と自然の関係を研究。京都大学理学博士。山口県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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