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Suite d'Armide : Leonardo Garcia Alarcon / Cappella Mediterranea, Namur Chamber Choir, Lys, Gens, Blondeel, Dubois, etc (2023 Stereo)(2CD)

Philippe d'Orleans (1674-1723)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CVS125
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


フランスにイタリア様式を根づかせた要人が自ら見せた、驚くべき作曲手腕!

太陽王ルイ14世の政策で自国の音楽様式が強く推奨されてきたフランスにあって、王の甥にあたるオルレアン公フィリップ2世は若い頃からイタリア様式の音楽を偏愛。イタリア人作曲家たちを同国に招き、太陽王歿後はルイ15世の幼少期を摂政として支える傍ら、晴れてイタリア音楽をフランスに流行させ、伊仏両様式の融合に大きく寄与したことで知られています。
 このオルレアン公が自ら作曲も学び、カンタートや抒情悲劇など充実した作品を書き残していたとは! 研究の進展で全曲演奏が可能となったオペラ『アルミードの顛末』(序幕と全5幕/1704年フォンテーヌブロー宮殿にて初演)は、ヘンデル『リナルド』やリュリ『アルミード』に語られる文豪タッソの傑作「解放されたエルサレム」の重要なエピソードを軸に、恋するクロリンダを殺めてしまったタンクレーディも登場、イスラム勢力とキリスト教徒たちの相克と恋の行方を起伏豊かな音楽で綴ってゆく充実作となっています。フランス古来の様式を踏襲しながら歌心豊かなイタリア様式を大きく取り入れたその音楽は、管楽器のソロなど器楽パートの妙にも目を見開かされる瞬間に事欠きません。
 地中海とフランスのバロック声楽に圧倒的な適性をみせるアラルコンの指揮のもと、撥弦のキート・ガートやモニカ・プスティルニク、大ヴェテランのコントラバス奏者エリック・マトートら俊才揃いの器楽勢に支えられ、フランス随一の名歌手たちが縦横無尽に活躍。フランス音楽史の思わぬ1頁に驚かされる全曲録音です。(輸入元情報)

【収録情報】
● オルレアン公フィリップ:音楽悲劇『アルミードの顛末、または解放されたエルサレム』


 エルミニー/マリー・リス(ソプラノ)
 アルミード/ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
 クロリンドの声、アルミードの側女、妖精/グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ)
 ルノー/シリル・デュボワ(テノール)
 アドラスト、アルセスト、羊飼いの老人/ニコラス・スコット(テノール)
 ヴァフラン/ファビアン・ヨン(テノール)
 タンクレード/ヴィクトル・シカール(バリトン)
 イスマン、ティサフェルヌ/ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
 ナミュール室内合唱団
 カペラ・メディテラネア
(古楽器使用)
 マリー・ヴァン・レイン(クラヴサン、副指揮)
 ホドリーゴ・カルヴェイラ(リコーダー、副指揮)
 レオナルド・ガルシア・アラルコン(クラヴサン=チェンバロ、指揮)

 録音時期:2023年6月27-30日
 録音場所:ヴェルサイユ宮殿
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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