オリヴァー・サックス

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道程 -オリヴァー・サックス自伝-ハヤカワ・ポピュラー・サイエンス

オリヴァー・サックス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152095893
ISBN 10 : 415209589X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「幼いころ、閉じ込められている気がして、動きたい、力がほしいと願った。その願いは空を飛ぶ夢で一瞬かなえられ、乗馬をしたときにも実現した。しかし何より好きだったのはバイクだ」モーターサイクルのツーリングに熱中した学生/インターン時代に始まり、世界的なベストセラー医学エッセイの著者になったいきさつ、そしてガン宣告を受けた晩年まで、かたちを変えながらも「走り続け」た波瀾の生涯を赤裸々に綴る、脳神経科医サックス生前最後の著作となった初めての本格的自叙伝。

目次 : 止まらず進んで/ 巣立ち/ サンフランシスコ/ マッスルビーチ/ 力のおよばないところ/ 目覚め/ 山上の牛/ アイデンティティの問題/ シティ島/ 遍歴/ 心についての新たな展望/ ホーム

【著者紹介】
オリヴァー・サックス : 1933年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学を卒業後、渡米。脳神経科医として診療を行なうかたわら、精力的に作家活動を展開し、優れた医学エッセイを数多く発表する。2007〜2012年、コロンビア大学メディカルセンター神経学・精神学教授、2012年〜ニューヨーク大学スクール・オブ・メディシン教授。2015年没。2008年に大英帝国勲章コマンダーを受章

大田直子 : 翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    お薦め! 著者はなんでもやりすぎる男。子供の頃は鉱物に凝り、青年期には白衣をレザースーツに着替えてオートバイでかっ飛び(仕事のあとで何百キロも走る! 事故やトラブルなんのその)、ウェイトリフティングでやり過ぎ(当時のカリフォルニア記録を作った!)、同性愛で悩み薬物依存になり、医者になるかどうかで悩み、基礎研究者の道を選ぶも、適性がないと告げられ臨床医に転向。これが彼に合っていた。彼は、シャイな人間だけど、人間が大好きなのだ。どんな精神障碍者にも真正面から向き合う医者となった。同時に生来の文章家、表現者。

  • こばまり

    表紙のイケメンに始まり意外なことのオンパレードで、驚いたりわくわくしたり。私はやり過ぎてしまう人が好きなのだが、サックス先生はまさしくそのタイプのお方であった。その人生は起伏に富み、決して完全無欠というわけではなかった。ますます彼を好きになった。サックス先生ありがとうございました。

  • ケニオミ

    「妻を帽子と間違えた男」を読んで以来、サックス先生の新刊をいつも楽しみにしていました。非常に残念なことに、昨年お亡くなりになってしまったので、本書がサックス先生の最後の新刊となります。ご自身の最期を予感していたのでしょうか、性的嗜好を含め、ご自身のことを赤裸々に語っています。また、嬉しいことに、いつもの先生のユーモアと、相手を慈しむような眼差し、それに独特な視点が本書でも健在です。しかし、これが最後だと思うと、何だか最後まで読み進むのが悲しくなってきました。勿論お薦めの本です。上記「帽子」もお薦めです。

  • ぐるぐる244

    読了までに随分時間がかかり、読後感が散漫になってしまった。反省。「タングステンおじさん」以降のサックスの自伝だが、後半はやや駆け足の感あり。サックス先生の溢れ出るようなアイデアと好奇心、そしてそれに引き寄せられるように様々な科学者が集まってくる。今までの著作に対する言及も多く、「妻を帽子とまちがえた男」の好きなエピソード、「皮をかぶった犬」「幸せな水のにおい、すばらしき石のにおい」は自分自身が薬物常習者だったときの話と分かり納得。他人にここまで鮮明に状態が説明できるのすごいな、と思ってたので。

  • DEE

    質・量ともにお腹いっぱいの一冊。世界的な脳神経科医にして映画「レナードの朝」の原作者。そんな著者の半生を綴った自伝がつまらないわけがない。 脳と心への飽くなき追求、医師であり作家であることの素晴らしさ、ナショナリティやLGBTであることに対する葛藤。ステキな人たちに囲まれた著者は人間的にもきっとステキな人だったんだろう。 残念ながら昨年亡くなられたけど、著作は色褪せることなく読み続けられるはずだ。

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