オムリ・ベン=シャハー

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その規約、読みますか? 義務的情報開示の失敗

オムリ・ベン=シャハー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326404063
ISBN 10 : 432640406X
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

毎日のように出くわす「読みました」「承認」のチェック。その内容を本当に理解できていますか?適切な情報の開示について論じる。

目次 : 第1部 開示義務の遍在性(複雑な意思決定、複雑な情報開示/ 開示義務の失敗)/ 第2部 なぜ情報開示は失敗するのか(「何でも同意します」:開示義務の心理学/ 情報開示を読む/ 分量の問題:情報開示から意思決定へ)/ 第3部 開示義務を有効に機能させることはできるのか(シンプルにすれば良い?/ 情報開示の政治学/ 開示を作る/ 少なくとも害はないのだろうか/ 結論:開示主義越えて)

【著者紹介】
オムリ・ベン=シャハー : シカゴ大学ロースクール教授。専門は法と経済学

カール・E.シュナイダー : ミシガン大学ロースクール教授。専門は法と医療、法と倫理

松尾加代 : 慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(心理学)。現在、大阪河〓リハビリテーション大学講師

小湊真衣 : 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得後退学。博士(人間科学)。現在、帝京科学大学教育人間科学部講師

荒川歩 : 同志社大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。博士(心理学)。現在、武蔵野美術大学造形構想学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あぶらあげ

    利用規約を読む人なんていない。されど当然のように「知っている」前提で契約は結ばれていく。そして立法者は情報を開示すれば、知っていれば社会問題を解決できると信じている。そんな問題を医者と法学者の立場から考察しているところが極めて面白かった。果たして情報開示主義が善なのか悪なのか、アメリカにおける商取引の歴史から紐解いていく態度と立法論から見る論理的整合性が魅力だと感じた。

  • まさやん510

    利用規約やインフォームドコンセント等の情報開示とそれに基づく同意という仕組みが、実際上はほとんどうまく機能していないこと、その原因や解決策(ただしすべての試みが失敗...)等について、実際の事例を多く交えながら論証していく。 日本でも定型約款に関する規定が改正民法で設けられるなどして関連する動きがあり、本書も多くの示唆に富む。 iTunesの規約の長さや「ベッドシーツ」の例は笑ってしまった。 情報開示義務を事業者に課すことは政府にとってコストが低く、効果はさておき導入しやすいという話はなるほどなと思った。

  • takao

    ふむ

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/3b515feb-80ec-498c-9740-c417fe6f6a2a

  • jntdsn13

    最近無制約に広がり続けている義務的情報開示は却ってその目的を残っていることを論証する本。観念的な情報の非対称の解消というのがその義務的開示がなされた文書の専門家以外には時間とリソース上、もっぱら混乱をもたらすだけであることを論証している。くどいところはあるのでイントロダクションと終章だけ読むのでいいとは思うが、得るものは非常に大きい本。利益相反の告知が相手方の情報理解制度が下がるというのは特に衝撃だった。

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