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Danza

Natsume Ono

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784063726497
ISBN 10 : 4063726495
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2007
Japan

Product Description

オノ・ナツメ、初の短編集!!

「男たちの心のつながりや友情は、気付くと今まで描いた漫画の中によく出てきてたのですが、今回はそれをメインテーマに6編。これは本当に思いいれが深いシリーズです」オノ・ナツメ

Customer Reviews

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オナ・ナツメ短編集。最終話「パートナー」...

投稿日:2012/10/03 (水)

オナ・ナツメ短編集。最終話「パートナー」はNYPD(ニューヨーク市警)の刑事 キースとヴァルの話で、ここから ”COPPERS” 連載につながる。極端に記号化された キャラクターを少ないセリフで語らせる手法からは潤いの欠片も見つからず、極めて ドライな印象なのだが、そこからアメリカのにおいと生活者の体温が伝わってくるから不思議だ。連載分を収録したコミックスを先に読んだので、ほぉ〜、こんなことが 過去にあったのか、という感覚で楽しめた。

build2destroy さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイトルの「Danza」とはイタリア語で「ダンス」の意味。6つの短編はそれぞれ、兄弟、家族、父子、同僚などの様々な側面を描き、どこか渇いてクールに見えるものもあれば、あたたかくじわっとくるものもある。そして今回はイタリアだけでなく、アメリカや日本をも舞台にしており、いつもながらオノさんのカラーに彩られ、セリフは極力少なく無駄を省いているので、シーンの空気感、風の匂いまで伝わってくる。そんな雰囲気がすごく好きだ。そしてなぜ「ダンス」なのか、その意味を探りながらまた何度でも読み返すだろうなと思えた作品だった。

  • たかし

    自分の考え、気持ちを伝えるのが苦手な親子、兄弟、仕事仲間の自分への重いが見えたときの温かさに癒された。面白かった。話の中では、「箱庭」が一番好き。

  • 里中

    漫画だと台詞が説明的だったり多めになりがちなのに、シンプルな絵柄や台詞、表情や間の流れが色々なものを伝えてくれて、ずっしりほっこりした読後感です。和風の話でも洋風の話でもすっと馴染んでしまうのも魅力の一つですよね。娘婿とどう接していいか戸惑っているお父さんの話が、古風な日本男子のお父さんそのもので一番好きです。

  • 福猫

    『モーニング・tow』にて短編連載中からコミック化をすご〜く楽しみにしていた。『湖の記憶』は、『モーニング・tow』掲載時に、ぐっと来た。この中では一番好きかも。作品によって作画が変わる作家を、“カメレオン作家”と呼ぶらしいが…。オノさんもカメレオン作家の一人だな。『さらい屋』と『クマとインテリ(basso名義)』では全く違った画風だし、今回のダンツァは先の2作品ともまた違うイメージとしては『not simple』が一番近いかな〜。

  • ぺぱごじら

    【再読】親子・兄弟・仲間の関係が、時にもつれ、解きほぐされていく短編連作。白黒の、質の高い映画を観た気分。

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