オドレー・デュストゥール

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アリの放浪記 多様な個が生み出す驚くべき社会

オドレー・デュストゥール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784635230124
ISBN 10 : 4635230120
フォーマット
出版社
発行年月
2025年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

アリの眼から見る世界へ!あなたが一匹のアリを踏みつぶしたとき、一遍の壮大な叙事詩が終わりを告げる。世界的アリの研究者二人による全仏ベストセラー。

目次 : 放浪記のヒロインたち/ 第一の試練 巣を出て、方向を見定める/ 第二の試練 食糧を見つけ出す/ 第三の試練 食糧を育てる/ 第四の試練 食糧を運ぶ/ 第五の試練 環境に適応する/ 第六の試練 他者を利用する/ 第七の試練 縄張りを守る/ 第八の試練 外敵から身を守る/ 第九の試練 攻撃する・反撃する/ 第十の試練 選択し、最適化する/ 第十一の試練 救助し、治療する/ 最後の試練 死

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    新刊コーナーより。真社会性昆虫好きにとってはたまらない昆虫、アリの生態を2人のフランスのアリ学者がみっちり披露してくれる、大変楽しい一冊です。しかも働きアリの生態に特化した内容なのも私好み。住まい、食、防衛(攻撃)に分けた章で様々なアリが紹介されています。知らないことも多く、ゆっくり調べながら読んでたら督促状が来ちゃいました…すみません。知りたいことがもっと増えちゃいました。日本語訳監修は丸山先生。

  • スイ さん

    最初から最後まで、全ページ面白い!!!!! アリ研究者が語るアリ、特に採餌アリのこと。 びっくりするわ面白いわ、読んでいる間中、大興奮だった。 あまりに面白くて一人で抱えていられず、数日ずっと娘に、アリアリアリアリ言い続けてしまった。 聞いてくれた娘、ほんとにありがとう…! 読み終えて、視界が広がったような気分。 アリの行動や生態の何もかもが興味深い上に、文章が筆者二人ともとても軽妙で、何度か思わず吹き出した。 しかしこういう本を読むと、他の生き物に敬意を抱くと共に人間何様かとね…。

  • kuukazoo さん

    面白かった!最初から最後まで「おお!」「なんと!」「すげー!」の連続。あぶらむし飼育アリやきのこ栽培アリは知っていたがまだ知らないことだらけだった(これでも全アリ約1万3000種のうち73種しか紹介されてない)。アリは若い個体が巣作り子育て担当で歳をとると外へ食料調達に出る「採餌アリ」になるそうで人生の悲哀を感じる。アリ同士の小競合いや捕食者や寄生生物や気象の変化や迷惑な研究者(笑!)など外は危険がいっぱい...がんばれアリ。でもうっかり近づくと襲ってくる種や超巨大コロニーを作る種など熱帯産のアリは怖い。

  • ムーミンママ さん

    アリが大好きなので読んでみた。色々なアリがいて能力が違っていて なかなか勉強になる1冊でした。今後は足元に注意して歩こうと思います。

  • Go Extreme さん

    アリの社会構造: 階層構造はなく個体が情報を共有し協力→コロニー成立 各アリー周囲状況に応じ行動変化 自己組織化により無秩序から秩序形成 役割分担: 採餌・巣の保守・卵の世話など多様 コロニーの利益&個体の自由 行動: 採餌行動ーフェロモンを使い食料の位置を仲間に伝達 環境適応ー環境の変化に応じ行動調整 危険察知→仲間を守る行動 フェロモン食料の場所や危険知らせる ダンスを用いた情報伝達 情報共有→コロニーの効率的運営 過去の経験→環境適応や探索行動最適化 個体の自由と集団利益を両立ー自然界の協力モデル

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