オトフリート・プロイスラー

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小さい水の精

オトフリート・プロイスラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198616656
ISBN 10 : 4198616655
Format
Books
Release Date
March/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

水車小屋の池の底の小さい家で生まれた水の精は、髪も目も緑色の元気な知りたがりやの男の子。家から池へ、池から地上へと世界を広げていく水の精の子の驚きと発見、冒険や人間の子供との友情などを生き生きと描く。

【著者紹介】
オトフリート・プロイスラー : 1923年、現在のチェコ共和国に生まれる。現代ドイツを代表する児童文学作家。第二次大戦後、旧西ドイツに移り、教員として小学校に勤めるかたわら作家として活動を行う。1970年から児童文学の執筆に専念。1956年に初めて単行本として出版した『小さい水の精』で、翌年ドイツ児童図書特別賞を受賞

はたさわゆうこ : 1992年、上智大学大学院文学部ドイツ文学科博士後期課程修了。専門はドイツ・メルヘン研究。現在、明治薬科大学等でドイツ語担当非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ほりん

    【オール・ハロウズ・イヴ(All Hallow's Eve)Fantasy読書会’22】プロイスラ―の最初の出版された作品とのこと。水車の池の底の家で、「小さい水の精」は生まれた。心配性のお母さんと、いろいろなことを経験させようとするお父さんに見守られて、小さい水の精は成長していく。人間や雨や水車や月…新しいものを知っていくドキドキ感が伝わってくる。やんちゃぶりにはハラハラさせられたが、失敗したり、成功したり、人と出会ったり、美しいものを見たり…日々の出来事が子供を成長させていくんだなと改めて思った。

  • 花林糖

    (図書館本)元気溢れる小さな水の精の男の子のお話。途中何か悪い事が起こるのではないか?と心配しながら読了。鯉のチプリヌスがなかなか良かった。人間の子供たちとの関わりも◎。

  • URI

    久々の児童書!そして、プロイスラー!ドイツらしい内容にホッコリしたな。ただ、ドキドキ大冒険と言うよりは、ゆったりとした時間の中、目まぐるしく成長する子供の成長を読んでる感じなので、子供が読むよりも大人が読んだ方が意外にも楽しめるかな。プロイスラーの本では魔女の方が私は好きだなー。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    プロイスラ―のデビュー作と知って読みました。好奇心旺盛でいたずらっこな、水の精の男の子。おいしそうなモノも沢山!食べてみたいな。

  • かっこう

    池の中で生まれた小さな水の妖精の、水車で遊んだり人間をからかったり、という毎日を描く物語。妖精は見ること聞くこと、全てが新しく、初めて見る雨や月の描写など新鮮。面白かった。

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