オスカー・ブルニフィエ

人物・団体ページへ

暴力って、なに? こども哲学

オスカー・ブルニフィエ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784255011226
ISBN 10 : 4255011222
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
104p;24

内容詳細

この本には、暴力って、なに?を考えるための大きな問題が6つ。いろんな考えをあれこれ組み合わせたり、ふだんは見えていないところをのぞきこんだりしながら、ほかのだれにもたどりつけない、きみだけの答えをさがしてみよう。

目次 : きみがらんぼうになるのは、どんなとき?/ 自分はらんぼうだな、って、思うのはなぜ?/ あばれだしそうな自分を、とめられる?/ ひとをぶっても、いいと思う?/ ぼうりょくって、なんの役にたつ?/ みんなのこと、こわいって思うの、あたりまえ?

【著者紹介】
オスカー・ブルニフィエ : 哲学の博士

西宮かおり : 東京大学卒業後、同大学院総合文化研究科に入学。社会科学高等研究院(フランス・パリ)留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程を単位取得退学

アンヌ・エムステージュ : 1982年にドイツで生まれ、フランスの南で育ち、美術の学校に行くために、2001年、パリへ引っ越した。そこで彫刻の勉強をしたあと、イラストに興味をもち、こんどはストラスブールの学校へ。卒業してからは、新聞や雑誌、子どもの本に、イラストを描く仕事をしている

重松清 : 1963年生まれ。早稲田大学教育学部卒。出版社勤務を経て執筆活動に入る。ライターとして幅広いジャンルで活躍し、91年に『ビフォア・ラン』で作家デビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら さん

    肯定も否定もしない。そうだね、でもこんな考え方もあるよ。責めるわけでもない。ただ違う視点への思考を促す本にうなってしまった。今はこんな本があるんですね。シリーズなようなので、ぜひ他の題材を扱ったものも読んでみたい。

  • 遠い日 さん

    「こども哲学」シリーズ。暴力を6つの切り口から考える。問いかけに対する答えに、否定も肯定もせず、4つの提案をするスタイルで、読み手に徹底的に自分で考えさせるスタンスだ。日本版監修の重松清氏の巻末の短編が一番わかりやすいかもしれない。暴力、受けるのはもちろん嫌だけれど、例えば自分が発信している怒りの気配だって十分暴力に値すると思うと、いかに、きちんとことばにしていくか、ことばにするまでの思考を保つことなど、結構難しいなぁと思うのが本音です。

  • Kyohei Matsumoto さん

    暴力に振り回される、暴力を使う、いろんな問いがあるけれども、人は、仲良くなればなるほど人に制限を加えつつ、加えられつつ生きていくものだと思っている。「"関係に入る"ということは暴力を振るい振るわれる可能性に参入することである」。その按配は難しい。難しいということは誰にでもできるわけはないからとあきらめることではない。難しいということを前提に考え続けなければならない。このことをしっかり考えなければやはり人への優しさということの本質は見えてこない。暴力を考えることは優しさを問うことであると思う。

  • しばちえみ さん

    「暴力はなぜいけないの?」「暴力以外の解決方法ってないのかな?」「親がこどもに暴力ふるっていいの?」「おもちゃ買ってもらえなかったら暴れるの?」「イライラして落ち着いて考えることできないときだってあるよね?」と、1冊で100以上の問いかけが詰まっている本です。こどもと一緒に考えるのもすごく大事ですが、大人も読み応え抜群です。本書に出てくる数々の問に答えることができず勉強不足だと気付かされる一冊になっています。

  • たくさん さん

    YESかNOの2択で、そうでしょちがうの?が繰り返されていて、前提が深くない分内容としては物足りない、ちがう答えも自分で見つけられそうな設問。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品